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結婚式や同窓会など催しものの通知には、必ず返信しましょう。はがき、メールを問わず、期限を厳守し、できれば早めに出すことが原則です。

自分が主催者側になるとよくわかりますが、人数やメンバーを早めに把握できると、準備がしやすいのです。何よりも「おめでとうございます」などと一筆添えられた早めの返信は、自分と同様に喜んでくれていると感じ、本当にうれしいものです。期限ぎりぎりに飛び込んでくるものとは、やはり受け取り方が違い、誠意を感じます。

欠席でも同じです。あるとき欠席のはがきとは別便で、丁寧なおわびと近況の手紙が届き、その人の誠意が深く心にしみました。

反対に期限を過ぎてもなしのつぶての人には、不安や不信感が募ります。最初は「病気?」と気がかりでも、いつまで待っても返信がないと、無視されたとぶぜんとします。

ましてや期限をはるかに過ぎてから突然、「出席します」といわれ、準備をやり直すことになり困ったとの友人の言葉は、わかる気がしました。出席すれば全て許され喜ばれるわけではなく、期日を守ってこその信頼関係です。

主催者になった際は、メールの場合でも「出席欠席にかかわらず返信をください」と書くことをおすすめします。なかには「欠席だから返事をしなくてもいい」と思っている人がいるからです。

忙しいからと後回しにせず、返信を大切に。

(コミュニケーション塾主宰 今井 登茂子)

[日経プラスワン2013年1月12日付]

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