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デジタルライフ

SNS・ツイッターで読書会、ネットが広げる本の楽しみ

2012/5/11 日本経済新聞 夕刊

インターネットやスマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)を通して、読書の感想を共有することで、より深く本を楽しむ――。「ソーシャルリーディング」と呼ばれるサービスが続々と登場している。技術の発展が読書という慣れ親しまれた娯楽に新たな魅力を生んでいる。

■レビュー4万5000件

インターネット上で読書の感想を共有できるサービス「ブクレコ」

「読む人によって同じ本の感想が全く違うことが分かって面白い」と話すのは、東京・渋谷に住む公務員の渡辺史さん(29)。昨年末から、インターネット上の書評共有サイト「ブクレコ」を利用している。

ブクレコは自分が読んだ本のレビューを共有するサービス。昨年12月に開設し、会員数は現在約5万人、本のレビューは約4万5000件登録されている。最大の特徴は、既存の交流サイト(SNS)のアカウントでログインすること。フェイスブックやミクシィ、ツイッターで知り合いの人と、ブクレコ上でもすぐにつながることができる。

渡辺さんはこれまでもSNSのミクシィなどで本の感想を書いていたが、「本に特化して交流できるのが便利」と話す。同サービスを運営するブクレコ(東京・中央)によると、フェイスブックからのログインが約8割。ビジネス書やノンフィクションのレビューが多いのが特徴だという。

読書の感想をネット上で共有するサービスはほかにもある。参加者数や本の内容の傾向も様々だ。その中でも参加者が特に多いのが、ペーパーボーイ&コー(東京・渋谷)が2004年に始めた「ブクログ」だ。利用者は50万人を超える。自分の本棚をネット上につくり、感想を共有するサイトで、女性の割合が56%と多い。

ソーシャルリーディング専用のサービスではなく、既存のサービスを利用した草の根の取り組みもある。

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