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「2月の贈り物」というとバレンタインのチョコレートではないでしょうか。職場でも「義理チョコ」として定着していますが、女性が少ない職場では結構な出費になり、苦労しているようです。男性側ももらったらもらったで苦労が多いのではないでしょうか。

私事ですが、夫が職場の女性からもらったチョコのお返しには随分と気を使いました。見えっ張りかもしれませんが、妻が評価されるようで、ホワイトデーにはかなり頭を悩ましました。贈り物は心と心のキャッチボールです。もらった人が負担に感じるのはマナーに違反すると思います。

そこで、バレンタインのチョコを贈ったほうがよいかどうか悩む女性たちには、チョコなしで職場での感謝の気持ちを伝える日にしたらと提案しています。

カードに皆でひと言ずつ、男性たちに対する感謝の気持ちを書いて贈るのです。書きづらい男性もいると思いますが、カードに書くことで相手の良いところを見つけようとするので客観的に周りの人を見直すよい機会になると思います。

義理チョコを渡す時は、職場では個人で贈らず、女性グループの連名で贈ることをお勧めします。1人当たりの金額が少なくても、品質のよいものを贈ることができます。

この場合も、感謝の気持ちを書いたメッセージカードを添えた方が心が伝わります。個人で贈る場合は、本命と勘違いされるようなチョコや意味深なメッセージは慎みましょう。

(マナーデザイナー 岩下 宣子)

[日経プラスワン2012年2月4日付]

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