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心はずむ専門店チョコ

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仏など欧州勢に高評価

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2月14日に控えるバレンタインデー。チョコレートは女性が男性に贈るというイメージが強いが、最近は友人向けの「友チョコ」や自分へのご褒美として購入する人も増えている。贈って喜ばれ、自分で食べても楽しめる専門店のチョコレートを専門家に試食して選んでもらった。

900ポイント
ジャン=ポール・エヴァン 商品名「コスタリカ」
 フランスが誇るショコラティエ(チョコ職人)が作り上げるボンボンショコラ(一粒チョコ)の代表作の一つ。オレンジの香りとカカオのバランスが絶妙で口溶けも滑らか。もともと人気商品だったが、レシピを修正しオレンジリキュールからピューレに変えたことで風味も増した。国内に8店展開し、ボンボンショコラはパリから空輸している。「オレンジのフレッシュな香りが漂い、年齢性別を超えて愛される味わい」(小椋三嘉さん)、「パリッと割れるチョコと柔らかいチョコレートクリームのコントラストがいい」(大森由紀子さん)
(1)315円(2)03・5413・3676(東京ミッドタウン店)
840ポイント
ピエール・エルメ・パリ「ヌガティーヌ イスパハン」
 フランス人パティシエのピエール・エルメ氏はマカロンで有名だが、チョコレートも得意分野の一つ。ラズベリーなどを合わせた独自フレーバー「イスパハン」を使った個性あふれる味。繊細なバラとアーモンドの香りをコクのあるビターチョコでとじ込め、口に広がる風味が後を引く。「薄く層になった柔らかいキャンディーの香ばしさとパリッとした食感が楽しい」(土屋仁美さん)、「香りをはじめ全体のバランスがよく、余韻まで楽しめる」(山本諭さん)
(1)2520円(約20枚入り)(2)03・5485・7766(青山店、14日までは三越銀座店で限定販売)
540ポイント
ラ・メゾン・ドゥ・ショコラ「シルビア」
 「ガナッシュ(チョコレートクリーム)の魔法使い」とフランスで称された創設者が作りあげたミルクガナッシュ。伝統的な手法を忠実に守り、一粒ずつ丁寧に仕上げ、世界中から支持を集める。滑らかなミルクとほのかに漂うキャラメルの風味が上手に合い、ほどよい苦みも効いている。シンプルながら、味わい深い。「濃厚なのに後味はミルクの優しい印象で終わる。くつろいだ気分になれる」(平田早苗さん)、「サクサクした食感も楽しめ、万人受けする」(神谷千佳代さん)
(1)315円(2)03・3201・6006(丸の内店)
440ポイント
オリジンーヌ・カカオ「ドローム」
 ショコラティエ、川口行彦氏が手掛けるガナッシュで、ラズベリーの酸味が心地よい。素材にこだわり、カカオや果実などを国内外から厳選している。「カカオの香りと味わいが広がり、余韻も長く楽しめる」(神谷さん)、「国産なので、作りたての新鮮さも強み」(平岩理緒さん)
(1)230円(2)03・5731・5071(自由が丘本店)
370ポイント
ファブリス・ジロット「カプリス」
 仏ブルゴーニュの同社の畑で育てたラズベリーの風味がさわやかなビターガナッシュ。フレッシュでキレのある酸味が特徴。「口に入れた瞬間の酸味と後からくるチョコの苦みのバランスが絶妙」(土屋さん)、「チョココーティングの薄さに高い技術を感じる」(下井美奈子さん)
(1)210円(2)03・3357・8250(伊勢丹新宿店)
360ポイント
フレデリック・カッセル「カサブランカ」
 フランスで人気のショコラティエが作る。アーモンドとヘーゼルナッツをカラメル状にしたものに岩塩を加えたもので、香ばしさとサクサクした食感が心地よい。「サイズも大きめで食べ応えがあるので、男性へのプレゼントにおすすめ」(平岩さん)、「塩味がアクセントとなり、インパクトのある一粒」(下井さん)
(1)315円(2)03・3562・1111(三越銀座店、大代表)
330ポイント
パレ ド オール「パレ ド オール」
 商品名は仏語で「金の円盤」を意味し、金箔を飾った丸形のガナッシュ。ショコラティエの三枝俊介氏が仏リヨンで修行した店の看板商品を受け継いだ。しっとりとした口当たりとカカオの深い風味が特徴。「後味と香りが上品な大人のチョコ」(中村真也さん)
(1)340円(2)03・5293・8877(東京店)
240ポイント
ジョエルデュラン「アールグレイ」
 紅茶のアールグレイを生クリームで煮詰めたミルクチョコ。茶葉を使うため、紅茶を飲んだときの香りと余韻を楽しめる。表面にはA~Zまでのアルファベットを記し、様々な種類を組み合わせて、メッセージを作れる。「紅茶がチョコを引き立てる絶妙のバランス」(並木麻輝子さん)
(1)400円(2)03・6251・9707(日本総代理店)
230ポイント
フランソワ・プラリュ「マダガスカル」
 カカオ含有率75%の苦みの中に、ミントのさわやかな風味と酸味が効いている板チョコ。ショコラティエは中南米からアフリカまで世界各地を回り、良質のカカオを選び抜いて、板チョコを作る。「ビターで香りが高く、辛党にもおすすめ」(並木さん)、「独特の風味が印象的」(大森さん)
(1)840円(1枚)(2)03・3535・9201(三越銀座店)
230ポイント
ピエール・マルコリーニ「アニモ・キャラメル」
 アヒルをかたどったデザインのミルクチョコ。キャラメルソースを包み、とろっとした甘さに天日塩がアクセントになっている。ベルギーを代表する同店はカカオの仕入れ先の開拓や調合をショコラティエ自らが手掛ける。「優しい味。じっくりと口の中で溶かしたい」(下園昌江さん)
(1)262円(2)03・5537・0955(通信販売係)

国内外の有名ブランドがランクインしたが、フランスやベルギーなどの欧州勢が高い評価を集め、上位3店をはじめ8店を占めた。

1位のジャン=ポール・エヴァンは専門家全員が推した。チョコ作りへのこだわりに加え、伊勢丹新宿本店では温度を19度程度に調整し、混雑時には入店を制限する場合もあるなど品質管理を徹底している。

プラス1で2004年に実施したチョコレートランキングと比べると、1位は今回と変わらないものの、10位のうち半分が入れ替わっている。5位のファブリス・ジロットや6位のフレデリック・カッセルなど新たに出店したブランドが加わり、日本のチョコ専門店の層が厚くなったことがわかる。

地域的に見ると、店舗は銀座など東京に集中しているものの、ジャン=ポール・エヴァンは大阪や広島、福岡にも出店し、9位のピエール・マルコリーニは名古屋店もある。店が近くになくても、各地の百貨店がバレンタインフェアで有名ブランドのチョコレートを販売していることも多いのでチェックしてみよう。単品から購入できる店も多いので、少しずつ食べ比べても面白い。

カカオの風味が濃い物からミルク系まで多様なチョコが並んだが、全体的に甘さが控えめな大人向けの味で、「甘い物は苦手」という男性にもおすすめだ。

今回はお取り寄せ可能な商品を選んだが、通販ではセット販売のみの対応や、バレンタイン期間中は品ぞろえが変わることもあるので、購入する際はまず電話で確認した方がよい。

温かい飲み物で口溶け滑らか

チョコレートは保存法や食べる温度も大切だ。口溶けの良さと風味がチョコの魅力だが、温度によって味わいが異なる。チョコの種類にもよるが、ボンボンショコラは通常15~20度の涼しく乾燥した場所で保存し、20度程度の室温で食べるのが良いとされる。クール宅配便でのお取り寄せや冷蔵庫で保存する場合は、30分ほど室温に戻してからの方がよい。

ホットコーヒーやホットティーなどの飲み物であらかじめ口を温めておくと、口溶けの滑らかさが増す。「お湯で合わせると、カカオ本来の風味を一層感じる」(山本諭さん)という。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。(1)1個の価格(2)問い合わせ先
 調査の方法 専門家の推薦を基に、ネット通販や電話などで取り寄せ可能な店のおすすめチョコレート20点を選び、試食して順位をつけてもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。大森由紀子(菓子研究家)▽小椋三嘉(「高級ショコラのすべて」著者)▽神谷千佳代(スイートネットワーク代表)▽下井美奈子(スイーツコーディネーター)▽下園昌江(菓子研究家)▽土屋仁美(@niftyスイーツ部部長)▽中村真也(「東京スイーツ倶楽部」代表世話人)▽並木麻輝子(料理ジャーナリスト)▽平岩理緒(「幸せのケーキ共和国」主宰)▽平田早苗(スイーツプランナー)▽山本諭(菓子ジャーナリスト)

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