多発性硬化症、増える患者
物が二重に見えたり手が震えたりする多発性硬化症の患者が増えている。再発と症状緩和を繰り返すやっかいな病気で、患者は病気と長く向き合わなければならない。再発を抑える薬はこれまで注射剤しかなかったが、年内に飲み薬が登場する予定で、患者の負担軽減が期待されている。
多発性硬化症は脳や脊髄など中枢神経が傷む病気。神経を覆うさやの役目を果たす「髄鞘(ずいしょう)」が、炎症によって壊れる脱髄を起こす。視神経...
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