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花粉症緩和に効果 魚成分、上手に摂取 DHAやEPA

2011/10/26 日本経済新聞 朝刊

DHAにあってEPAにはない機能として代表的なものは、脳や目などの神経組織の働きを改善する効果だ。EPAもDHAも構造はよく似ているが、脳への入り口である脳関門を通過できるのがDHAだけと考えられている。

DHAやEPAを配合した様々な食品やサプリメントが売られている

DHAによる脳機能の維持・改善の働きは疫学調査で確認されつつある。

マルハニチロホールディングスは、島根大学医学部などと共同で、高齢者を対象にした認知症予防の研究を実施。DHAの成分を高めた魚肉ソーセージを1日2本ずつ食べてもらった。オリーブ油入りのソーセージを食べたグループと比較して、認知機能や記憶力のテストで高い成績が得られた。「認知症予防の可能性が示唆された」(マルハニチロ)としている。

日本人の食生活は欧米化が進み魚をあまり食べなくなったため、EPAやDHAの摂取量は減り気味だ。厚生労働省はEPAとDHAを合計で1日1グラム以上摂取するよう推奨している。実際の日本人の摂取量は40代の男性で約0.3グラム、同女性で約0.2グラムとなっている。

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