ヘルスUP

病気・医療

白髪染め、かぶれに注意 脱毛や顔が腫れる恐れも

2011/10/6 日本経済新聞 プラスワン

白髪用のヘアカラーで髪を染めたら、頭皮が赤くかぶれてしまった、という経験のある人はいないだろうか。数日たてばおさまるから大丈夫、と軽く考えていたら大変。かぶれはアレルギー反応で、ひどいときには湿疹(しっしん)や脱毛、顔の腫れなどを招く恐れがある。適切なヘアカラーの使い方を専門家に聞いた。

「かぶれはアレルギー反応です。きちんと皮膚科を受診してください」と藤田保健衛生大学医学部(愛知県豊明市)の松永佳世子教授(皮膚科)は注意を促す。

染毛を繰り返すことで、ヘアカラーの成分に対するアレルギー抗体が、体の中につくられていく。一般的に、アレルギー抗体が増えると、体がアレルギー物質に反応するようになる。これが、皮膚が赤くかぶれたり、かゆくなったりする仕組みだ。

2度目以降重く

「ヘアカラーのパラフェニレンジアミンという物質がアレルギーを起こす主な要因です」と松永教授は説明する。パラフェニレンジアミンは、毛髪の内部も染める働きがある。この物質が多いほど、ヘアカラーの発色性は高くなる。物質単体としては劇物に指定されている。

「ブローネ」などのヘアカラーを販売する花王の調査によると、頭髪に1本でも白髪のある人は30代後半から急速に増え始め、50代では「ほぼすべての人に白髪がある」(総合美容技術研究所)。そして、白髪のある人の8割以上が「白髪が気になる」と回答しており、多くの人がヘアカラーを使用しているという。

ヘルスUP 新着記事

ALL CHANNEL