計画停電、手術に制限 東日本大震災・その時医療は(中)
東日本大震災では首都圏で「計画停電」が初めて実施され、震災による直接の被害がなかった地域の医療も大きな影響を受けた。自家発電機を備える病院も大量の電気が必要な診断装置を使えず、手術や救急治療を制限。在宅で人工呼吸器などを使う患者も非常用バッテリーの確保に追われた。夏に再び電力不足が予想される中、医療機関は節電対策に加え、自家発電の増強など対応を迫られている。
「電源を切らずに待っていて!」。計画...
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