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 来春から厚生年金の受給開始年齢が段階的に引き上げられ、1961年4月2日生まれ以降の男性会社員は65歳になる。企業が定年後の再雇用に動き、会社員の生き方が転換期にある今、長寿社会を見据え、現役世代はどう備えるべきか。専門家2人に聞いた。

本当にやりたいこと磨く  法政大学大学院教授 諏訪康雄さん

諏訪康雄 法政大学大学院政策創造研究科教授

諏訪康雄 法政大学大学院政策創造研究科教授

――来春からの厚生年金(報酬比例部分)支給年齢の段階的引き上げで、定年後に1~5年間の無年金の期間が生

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