表4

地形にちなんだ名字のほか、身体的な特徴や性格にちなんだ名字、役職や劇にちなんだ名字なども多い(表4)。

囲い地、浅瀬、草地…

まず地形にちなんだ名字。

ワシントン、クリントンなどの「~ton」は囲い地、スタンフォード、オックスフォードなどの「~ford」は浅瀬、スタンレー、キングスレーなどの「~ley」は草地、グラハムなどの「~ham」は農地、マックスウェルなどの「~well」は泉に由来するとされる。

アームストロングは「力持ち」

身体的な特徴にちなんだ名字では、ロングマン(長身)、アームストロング(力が強い)、ブラウン(髪の色など)などが代表例。ワイズ(賢者)、トルーマン(正直)、ヤング(若い)、ワイルド(荒っぽい)など性格に由来すると考えられる名字もある。

このほか、仕えていた人物の役職にちなんだ名字や、宗教劇などで演じた役柄にちなんだ名字もある。

「日本でも職業、地形などにちなんだ名字が多く、共通する部分がある」と森岡さんは話す。米国は移民がつくった国だけに人の動きがダイナミック。歴史もかなり古くまでさかのぼれるので、名字には不思議な謎やうんちくがあふれている。

時間があれば、本腰を入れて調べてみるのも面白いかもしれない。

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