MONO TRENDY

ブームの予感(日経MJ)

焼き肉友達・好みの異性…スマホが見つける私の相手 フェイスブック経由、透明性向上

2012/7/22

 自分好みの容姿の異性、一緒に焼き肉を食べる相手、就職活動で訪問するOBやOG――。実際に会いたくても、数が限られなかなか出会えない、こうした人々を紹介するアプリやウェブサービスが人気を集めている。出会い系サイトなど、ネット上での出会いにはネガティブなイメージがつきまといがち。しかし、実名を前提としたフェイスブック(FB)の浸透で透明性が高まり、“ネットでの出会い”は新たな段階に入っているようだ。その人気の裏側には、出会いにも効率を追求する、最近の若者の心理も透けて見える。

■公開1カ月半で15万ダウンロード

「ピタパット」を使う神原太郎さん(東京都渋谷区)

 「友人が皆やっていたので始めたが、奇跡的な出会いがあった」。都内の大学生、神原太郎さん(21)は、iPhone向けアプリ「ピタパット」を利用して約15年ぶりに再会した幼なじみについてこう語る。ピタパットは5月の公開から約1カ月半で15万ダウンロードを記録した人気マッチングアプリ。「気になる人ともう一歩近づく」を掲げ、好みの異性と互いに好感を持った場合のみ、やり取りができる。

 アプリを立ち上げると、FB上の「友達」「友達の友達」などに当たる異性の登録写真が画面に現れる。その容姿を見て気になるか気にならないかを分けていく。「気になる」方に分類された異性側には、自分も含めた9人の顔写真が現れ、「この中の誰かがあなたの事を気になっています!」とのメッセージが表示される。

 その相手の異性が自分に対して「気になる」意思表示をした場合のみ、マッチングが成立、これまで3万組がマッチした。ただその時点でも、相手が誰なのか分からない。10通ずつメッセージをやり取りしてようやく、相手が明かされる。

MONO TRENDY新着記事

ALL CHANNEL