図3はプロサッカーJ1・18クラブのうち外国生まれを除いた選手の生まれ月を四半期ごとに独自集計した結果である(Jリーグオフィシャル・ファンズ・ガイド2011をもとに作成)。ここでも同様に、学期が始まってからすぐに生まれた選手の人数が優勢。一方、学期末の3月に近付くほど選手の人数が減少する。

最も多いのは4~6月生まれで149人(全体の約33%)。次いで7~9月生まれの132人(同約29%)、10~12月生まれの102人(同約22%)、1~3月生まれの71人(同約16%)と続く。やはり1~3月生まれは4~6月生まれのほぼ半分。サッカーでも野球とかなり似通った傾向があるのだ。

クラブごとに見ると、18クラブのうち4~6月生まれが最も多いのは11クラブ、7~9月生まれが最も多いのは6クラブ、10~12月生まれが最も多いのは1クラブ、1~3月生まれが最も多いのは1クラブ(グランパスが7人で同数)だった(表4)。