本場よりおいしい? ドイツのクリスマス菓子「シュトーレン」

ドイツ生まれの「シュトーレン」はじわじわと人気が出ている

クリスマスまで1週間あまり。どのクリスマスケーキを買おうか悩んでいる人もいると思うが、最近じわじわと人気が高まっているのが、ドイツ生まれの祝い菓子「シュトーレン」だ。ケーキというより一種の甘いパンで、バターや様々な素材を加えた生地を2つ折りにして発酵させ、焼き上げた。表面にかかった真っ白な粉砂糖は降り積もった雪のよう。ナイフを入れると、スパイシーな香りが広がり、断面にはドライフルーツやナッツがいっぱいだ。寒さが厳しくなるこの時期、クリスマスを待ちわびながら、暖かい部屋のなかでコーヒーや紅茶、ワインと一緒に味わえば、心も温まる。


シュトーレンはドイツ菓子店のほか、パン専門店などでも取り扱うところが増えている。専門家らで構成する「日経スイーツ選定委員会」が東京近郊で購入できるシュトーレン10商品を厳選し、食べ比べた。素朴で質実剛健なイメージもあるドイツ菓子。試食会場にはそんな先入観を大きく覆す、香り豊かで深い味わいの商品が並んだ。口に入れると、熟した果物のようなドライフルーツの芳醇な香りと自然な甘みが広がる。日本ではまだ定着していないお菓子だけに、票は割れたが、ふわっと焼き上がり、ドライフルーツやナッツがぎっしり入ったシュトーレンに高い評価が集まった。

★★★(3つ星)=文句なしのおいしさ。スイーツファンならぜひ食べるべき
★★☆(2つ星)=抜きんでている。電車賃を使ってでも買いに行きたい
★☆☆(1つ星)=水準を大きく上回る。遠回りしてでも買いに行きたい