話が少し脱線するが、豆知識をもう一つ。

暑くなるとビールが飲みたい――。これは当然の心理だが、気温とビールの消費量との間には「一定の法則」があるそうだ。気温が1度上昇すると、ビール消費が約2%増えるのだという。

キリンビールが2006年から10年までの過去5年間の月別平均最高気温(宴会需要が発生する12月は除く)と、ビールの世帯購入量の推移を分析したところ、夏場も、冬場も、気温が1度上がれば、ビール消費が約2%増えるという傾向があることが分かった。

たとえば、6月から8月までの夏場なら、気温1度の上昇で1日あたりのビールの消費量が大瓶で100万本増え、2月の冬場なら、1日あたり大瓶で60万本が増える計算になるという。だから「ビール業界にとっては、天候に恵まれ、なるべく暑くなってほしいのが本音」とか。

第一生命経済研究所でも、7―8月の平均気温が前年より1度上がると、ビールやエアコン、夏物衣料などの夏季商品の実質消費支出が2.5%増えると推計している。ほぼこれを裏付けた格好だ。

ビールにまつわる数々の話題――。飲み会を盛り上げる持ちネタとして活用してみてはいかがだろうか。