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お堅いスタッフが挑んでいる情報バラエティー

~『マサカメTV』

日経エンタテインメント!

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NIKKEI STYLE

「棒アイスをゆっくり食べても手がベタベタにならない方法」など、身近なテーマでの豆知識や、実用的とは言い切れないユニークな技を紹介している。『マサカメTV』(土曜18時10分/NHK総合)は、「まさかの目のつけどころ」がコンセプトの情報バラエティー。2013年の4月に、「土曜日に親子で楽しめる番組を」ということで誕生した。

テーマは、食べ物や乗り物、話題のスポットなどさまざま。「何しろ、ネタを見つけるのが大変。あまり限定せずに、あっと驚く視点があれば何でもやっちゃおうという感じです」と、チーフ・プロデューサーの片山淳一氏。

毎回3つぐらいのネタを紹介するなかで、事前調査でひとつ面白そうなものが見つかれば、あとは取材で必死に探す。アイスの回では、カチカチのアイスをすっとすくえる、人工衛星で使われている素材を使ったスプーンを取り上げることが最初に決まり、棒アイスのネタはその後に見つけた。「アイスの棒部分にぬらした割り箸を挟んで、そこを伝って流れてきた液体を割り箸の袋を使ってキャッチするという。どうでもいい技ですが(笑)、こういう小ネタにたどり着くまで、毎回かなり苦労します」(片山氏)。

ちょっとくだらないけれど得した気分に

意識しているのは、バカバカしいことを攻めの姿勢で取り上げること。お菓子の回では、風船ガムでグラスを持ち上げる技を紹介し、ゲームセンターの回では、おしっこを的に当てて遊ぶゲームをクイズで取り上げ、用を足しているリポーターの表情を映してヒントにするなど、NHKらしからぬ演出も試した。

とはいえ、同局らしさは至るところにある。ラーメンの回では、スープをれんげで飲むと油が多く入る分まろやか、丼から直接飲むとさっぱり、という具合に味が変わるのを証明するために、実物大の口の模型をシリコンで作り、一口分を厳密に測って検証した。

実は『マサカメTV』班の一部は、朝の情報番組『あさイチ』と一体運用の形を取っている。「ディレクターの数名は、半年から1年ぐらいのスパンで両番組を交代で担当しているんです。『あさイチ』は視聴者のニーズや納得感を重視している番組。だから、多少くだけた感じを意識しないと、どうしても堅い番組になってしまう」(片山氏)。

子どもや若い層に食いついてもらうため、MC(番組の進行役)にはオードリーを、リポーターには、なすなかにしといった若手芸人を、ナレーションには『ワンピース』のロロノア・ゾロ役などで人気の声優・中井和哉を起用した。レギュラー陣では、有識者として荒俣宏が出演しているが、「クイズでは、進行役の若林くん(オードリー)に『大喜利か!』とつっこまれるような回答も。バラエティー的に悪ノリしてくれてありがたいです(笑)」(片山氏)。

視聴率は、5~6%台が多かった2014年春頃に比べて、最近は10%に迫ることが多く好調。2014年9月20日には11.5%(関東)を取った。ザッピングでの流入が多く、後半に視聴率が上がる傾向があり、金曜の深夜に再放送をしている効果か、30代の視聴者も増えた。「バラエティーとしてはまだぎこちないかもしれませんが、情報番組のスタッフがやっているからこその面白いノリが少しは出てきたかなと」(片山さん)。

今後も40代以下、親子というターゲットに寄り添って、「ちょっとくだらないけれど得した気分」を味わえるような番組を作っていきたいという。

(ライター 内藤悦子)

[日経エンタテインメント! 2014年12月号の記事を基に再構成]

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