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リーダーの母校

大学受験は全敗 甘え許さぬ桜蔭、育んだ自立心 経沢香保子・キッズライン社長が語る(下)

2017/4/3

 ベビーシッターサービス事業を展開するキッズラインの経沢香保子社長(43)が語る「リーダーの母校」。女子校で東京大学合格者数トップを誇る桜蔭中学・高校に入った経沢氏だったが、見事に落ちこぼれ生徒に。だが、転んでもただでは起きなかった経沢氏は、桜蔭時代の経験を生かし、最年少(当時)の女性上場社長への道を歩み始める。

 大学受験は全滅だった。

 まわりがみんな大学に受かるので、自分も簡単に受かるものだと思っていたら、10校くらい受けて全滅しました。もう自分もまわりもびっくりです。東大目指しての浪人なら桜蔭にもいますが、こんな形で浪人するなんて正直恥ずかしかったです。

 父から、「お金がかかるから浪人はさせない」と言われていたので、ある予備校を受け授業料免除の特待生に選ばれたのですが、すると、父が今度は、「どうせやるなら一番いい予備校へいけ」と言ってくれ、結局、駿台予備校に通うお金を出してくれました。

 心を入れ替えて勉強し、1年後、慶応義塾大学経済学部に合格しました。

 実は、桜蔭高校のときからずっと慶大に憧れていて、指定校推薦制度を利用して慶大に行こうと考えたこともありました。ところが、先生に電話で相談したら「あなたは成績が足りないから推薦できない。自力で行きなさい」と、門前払いにされていました。

 先生のおっしゃる通り過ぎて、自分の甘えた考えを恥じました。最終的にはリベンジできてよかったです。

 慶大に入ってからは、いろいろなアルバイトをし、やはり自分は「仕事が好きだ」ということを確信するようになりました。

 卒業後はリクルートに就職。その後、楽天を経て2000年、20代半ばでマーケティング会社を設立。2012年、39歳の時に東証マザーズに上場し、当時「最年少の女性上場社長誕生」として話題となった。

 就職当時の目標はスーパーサラリーマンになること。起業はまったく考えていませんでした。ところが、楽天を辞めてフリーで仕事をしたら、結構うまくいき、知り合いから法人にしたらとアドバイスされて、何となく起業。これが、1社目のトレンダーズを設立した経緯です。

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