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親子でへぇ~ 専門家推薦、ワンテーマ博物館15施設

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NIKKEI STYLE

寒さが増しインドアのレジャーが楽しい時期になった。映画やコンサートもよいが、時には博物館で見たこともない事物と向き合ってはいかがだろう。国内には1つのテーマに重点を置いたユニークな博物館が多数ある。今回は子どもも大人も楽しめる1テーマの博物館を専門家に選んでもらい、ランキングした。

触れて 体験して 楽しく学ぶ

上位に入ったのは展示物に触れたり使ったりできる博物館。関東以北1位の三笠市立博物館はアンモナイトの化石にさわれる。楽器を演奏できる浜松市楽器博物館(中部・近畿3位)やウミガメに触れるイベントがある日和佐うみがめ博物館カレッタ(中四国・九州2位)は楽しそう。寄生虫などあまり触れたくない事物の施設も支持を集めた。

1テーマの博物館は企業施設が多かったが「最近は地元産品や地場産業を取り上げる公立の施設も増えた」(高橋信裕さん)。旅の途中に立ち寄れば、その土地をより深く知ることができるだろう。

意外な事実に驚いたり、感触にぞくっとしたり。知の殿堂で学びの時間を楽しもう。

<関東以北>

1位 三笠市立博物館(北海道三笠市) 340ポイント

アンモナイトの展示数が日本一

 アンモナイトの展示数日本一。1億年前の海中をイメージした展示室に、北海道で発見されたアンモナイト約80種600点など化石約1000点が並ぶ。中には直径1メートル以上あるものもあり迫力満点だ。「アンモナイトは大小さまざま。どのように進化してきたかがわかる」(盛田真史さん)。展示物は一部を除き手で触れられる。太古の感触を想像するのも楽しい。北海道の歴史関連の展示も充実。(1)月曜(2)9時~16時30分(3)450円(4)01267・6・7545(5)JR岩見沢駅からバスで50分
2位 目黒寄生虫館(東京都目黒区) 300ポイント
1953年に医師の亀谷了氏が創設した。小規模だが「センス・オブ・ワンダー(自然に対して驚く心)が凝縮されている」(小泉成史さん)。1階は動物関連、2階は人体をテーマに、国内外約300点の寄生虫の標本や資料を展示。パネル解説に標本を組み入れるなど説明も分かりやすい。大村智北里大特別栄誉教授のノーベル賞受賞で話題になった風土病の原因となる寄生虫もある。(1)月曜(2)10~17時(3)無料(募金箱あり)(4)03・3716・1264(5)JR目黒駅から徒歩15分
3位 久慈琥珀博物館(岩手県久慈市) 250ポイント
 琥珀(こはく)の昆虫化石など出土品や、勾玉(まがたま)などの美術工芸品を展示。古代からの人との関わりを学べる。琥珀アクセサリー作り(要予約)や琥珀を採掘した坑道跡の見学も楽しい。(1)年末年始など(2)9時~16時30分(3)500円(4)0194・59・3831(5)JR久慈駅からバスで20分(バス停から送迎あり)
4位 たばこと塩の博物館(東京都墨田区)
 たばこと塩の歴史と文化をたどる。(1)月曜(2)10時~17時30分(3)100円(4)03・3622・8801(5)東武鉄道とうきょうスカイツリー駅から徒歩8分
5位 牛の博物館(岩手県奥州市)
 古代のチーズづくりなど体験教室がある(要予約)。(1)月曜(2)9時30分~16時30分(3)400円(4)0197・56・7666(5)JR前沢駅から車で7分

<中部・近畿>

1位 竹中大工道具館(神戸市) 350ポイント

木造建築と大工道具、一体で展示

 竹中工務店が収集した3万点以上の大工道具を展示する。「まさに大工道具で建てられた感じの建物で、各国の道具も見て学べる」(浮田清孝さん)
 日本の伝統的な木造建築「木組」なども展示。唐招提寺金堂の一部を再現した模型も木だけで組まれており、その技術の高さに驚く。子どもが参加できる「ちょこっと木工」など工作体験もできる。(1)月曜(2)9時30分~16時(3)500円(4)078・242・0216(5)JR新神戸駅から徒歩3分
2位 伊丹市昆虫館(兵庫県伊丹市) 320ポイント
亜熱帯の花が咲き乱れるドーム型の温室では、オオゴマダラなどのチョウを放し飼いにしている。「虫に興味がない人も引き込まれる」(大月ヒロ子さん)。生きたカブトムシ、カメムシなどの展示も(期間限定の場合あり)。(1)火曜(2)9時30分~16時(3)400円(4)072・785・3582(5)JR伊丹駅からバスで約10分
3位 浜松市楽器博物館(浜松市) 230ポイント
 世界中の楽器約1300点を展示しており、館員が演奏して解説してくれる。展示室にはヘッドホンなどがあり「いろいろな楽器の音色を聴ける」(山下治子さん)。体験ルームでは実際に楽器演奏もできる。(1)毎月第2.4水曜(2)9時30分~17時(3)400円(4)053・451・1128(5)JR浜松駅から徒歩10分
4位 トヨタ博物館(愛知県長久手市)
 (1)月曜(12月14日から2016年1月4日は改装休館)(2)9時30分~16時30分(3)1000円(4)0561・63・5155(5)愛知高速交通芸大通駅から徒歩5分
5位 福井県立恐竜博物館(福井県勝山市)
 恐竜の全身骨格標本が40体以上。(1)毎月第2.4水曜(2)9時~16時30分(3)720円(4)0779・88・0001(5)えちぜん鉄道勝山駅からバスで15分

<中四国・九州>

1位 笠岡市立カブトガニ博物館(岡山県笠岡市) 380ポイント

生きた姿を間近で観察

 大水槽で生きたカブトガニを間近に見られるほか、孵化(ふか)から成体になるまでを観察できる。カブトガニシアターではカブトガニを中心に生物がどのように発生し進化してきたかをアニメでわかりやすく解説。恐竜の骨格標本なども見学できる。「成体の放流など長く保護活動にも取り組んでいる」(石川貴敏さん)(1)月曜(2)9時~16時30分(3)520円(4)0865・67・2477(5)JR笠岡駅からバス約20分
2位 日和佐うみがめ博物館カレッタ(徳島県美波町) 280ポイント
館名のカレッタはアカウミガメの学名に由来。「水槽で多くの種類のウミガメに会え、おやつをあげることもできる」(船城英明さん)。「大ガメプール」や「子ガメ水槽」で泳ぐ姿を見学できる。土日や祝日には「えさやり体験」や子ガメに触れる「ふれあい体験」を開いている。(1)月曜(2)9~17時(3)600円(4)0884・77・1110(5)JR日和佐駅から徒歩20分
3位 佐賀県立九州陶磁文化館(佐賀県有田町) 260ポイント
 江戸時代に伊万里港から輸出され、欧州の貴族を魅了したきらびやかな古伊万里のコレクションは圧巻。(1)月曜(2)9時~16時30分(3)無料(4)0955・43・3681(5)JR有田駅から徒歩10分
4位 高知県立牧野植物園(高知市)
 植物学者、牧野富太郎氏ゆかりの植物が彩る。(1)年末年始(2)9~17時(3)720円(4)088・882・2601(5)JR高知駅から車で20分
5位 雲仙岳災害記念館(長崎県島原市)
 噴火の脅威を伝える火山体験学習型施設。(2)9~17時(3)1000円(4)0957・65・5555(5)島原鉄道島原駅からバスで20分

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 数字は専門家の評価を点数に換算。施設名、所在地。(1)主な休館日(祝日などで変更の可能性あり。無記載は原則無休)(2)入館できる時間帯(3)大人1人の入館料(4)問い合わせ先(5)最寄り駅 写真は各施設提供

 調査の方法 1つのテーマの展示内容が充実し、子どもも親世代も学べるお薦めの博物館を、11人の専門家に関東以北、中部・近畿、中四国・九州の3地域ごとに挙げてもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)

 石川貴敏(丹青研究所文化空間情報部長)▽浮田清孝(企業史料協議会事務局長)▽大月ヒロ子(ミュージアム・エデュケーション・プランナー)▽小泉成史(ジャーナリスト・金沢工業大客員教授)▽高橋信裕(常磐大教授)▽寺嶋一馬(Travel.jpたびねすナビゲーター)▽船城英明(サイト「学研キッズネット」編集長)▽水嶋英治(筑波大教授)▽盛田真史(サイト「博物月報」主宰)▽矢島国雄(明治大教授)▽山下治子(美術館情報誌「ミュゼ」編集長)

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