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1位は北海道ルスツ 専門家推薦、冬のリゾート施設

2015/11/8

 気温がぐっと下がり、スノーレジャーの季節が近づいてきた。定番はスキーやスノーボードだが、近年はそりやスノーモービルなどのアクティビティも充実したリゾートが増えている。雪の魅力を堪能できる新しい冬遊びをしに、白銀の世界に足を踏み出してはいかがだろう。

■本場の北海道、上位に

 ランキングはスキー以外のアクティビティの充実などの観点で、専門家に全国のリゾート施設を評価してもらった。上位に並んだのは雪の本場、北海道の施設。豊かな自然と気温が氷点下20度以下になる時期がある土地柄を生かした氷の村や星空探検ツアーなどの体験は魅力的だ。犬ぞりや雪上の乗馬など独自プログラムを打ち出すリゾートも支持を集めた。

 スキーやスノーボードは、小さな子どもや高齢者と一緒に楽しむのが難しいことがあるが、これらのアクティビティは体力や経験を問わないものも多い。家族や大切な人との新しい雪の体験は、忘れられない思い出になることうけあいだ。

1位 ルスツリゾートスキー場(北海道留寿都村) 720ポイント
 ■雪上乗馬で銀世界を堪能 北海道内屈指の積雪と雪質で知られ、まさにパウダースノーを満喫できる。「見て、触れて、作って雪の世界をとことん楽しめる。宿泊がおすすめ」(島袋芙貴乃さん)だ。
 「雪上乗馬、犬ぞり、スノーモービルなどアクティビティも充実」(山本貴義さん)。馬と雪原を散策したり、スノーシューをはいて森を探検したり。雪遊びの達人と一緒にかまくら作りをすることもできる。インドアでも生キャラメルやアイスクリームの手作り体験やボルダリングなどのスポーツができる。「ホテル内にはメリーゴーランドもあり、滑らない時間も楽しめる」(井上淳さん)
(1)11月21日~2016年4月10日(2)札幌から無料バス、新千歳空港から送迎バスで90分(有料)(3)0136・46・3111
2位 星野リゾートトマム(北海道占冠村) 690ポイント
 ■氷の村に天然のスケートリンク 目玉は氷の家が並ぶ「アイスビレッジ」。天然のスケートリンクやシアター、レストランもあり、極寒地ならではの過ごし方ができる。「早朝の霧氷テラスは最高の旅の思い出になる」(富本一幸さん)、「スノーラフティング、キッズスノーモービルなど子どもが楽しめるアクティビティが満載」(藤井みささん)という。
 物語の世界を演出したゲレンデ「アドベンチャーマウンテン」もおすすめ。「森の妖精ニポとチョッカリ大魔神の世界に入り込めば、スキーもいつの間にか上達する」(島袋さん)
(1)12月1日~16年4月3日(イベントにより異なる)(2)JRトマム駅直結(3)0167・58・1111
3位 水上高原スキーリゾート(群馬県みなかみ町) 450ポイント
 ■犬ぞりが体験できる ラフティング、スノーモービルなどアクティビティの豊富さは随一。「犬ぞり体験もできるし、露天風呂も気持ちいい」(陳野原功輝さん)、「家族で楽しめる雪遊びアイテムが充実」(久保田明美さん)などと評価を集めた。とりわけ注目されたのはスウェーデン生まれの雪上レーシングカー「スノーレーサー」とハンドル操作や体重移動でターンできるそり「ジップフィー」。専用ゲレンデがある。雪上ボディボード「エアボード」のツアーは中学生から参加できる。
(1)12月23日~16年4月10日(2)JR上毛高原駅から無料シャトルバスで60分(3)0278・75・2222
4位 野沢温泉スキー場(長野県野沢温泉村) 420ポイント
 ■外湯文化に浸る 雪で冷えた体を温める温泉の魅力に支持が集まった。「独特な外湯文化があり、世界に通じる雪と温泉のリゾート。温泉街のそぞろ歩きやプールなどアフタースキーが充実」(富本さん)、「温泉街の町並みがいい。居酒屋やバーも多い」(陳野原さん)。
 スキー場の評価も高い。「上級者を満足させるコースがある一方、初心者でも安心なコースも多い」(井上さん)、「キッズからシニアまで楽しめるゲレンデは魅力的」(横田政暁さん)。
(1)11月28日~16年5月8日(2)JR飯山駅から直通バスで25分(3)0269・85・3166
5位 富良野スキー場(北海道富良野市) 410ポイント
 ■星空観察ツアー 十勝岳連峰と富良野盆地が一望できる絶景と、大自然のスケールを生かしたアクティビティが魅力。標高900メートルから夜空を見上げる「極寒の星空観察ツアーなど冬の北海道を体験できる」(富本さん)。
 12月下旬から始まるイベント「ふらの歓寒村」では雪だけで作ったカフェでワインなどを楽しめる。作家倉本聰さんプロデュースのショッピングロード「ニングルテラス」でクラフト小物を眺めるのも楽しい。
(1)11月28日~16年5月5日(2)旭川空港から車で約60分(3)0167・22・1111
6位 白馬八方尾根スキー場(長野県白馬村) 400ポイント
 ■しゃれたバーで外国人と交流 北アルプスのパノラマが楽しめる国内最大級のスキー場。外国人客が多い。アフタースキーも「温泉を巡ったり、おしゃれなバーで外国人と交流をしたり」(富本さん)と魅力いっぱいだ。「出歩くのが楽しい。スキー場の数々の名物バーンを攻めるのもよい」(井上さん)(1)11月21日~16年5月8日(2)北陸新幹線長野駅から特急バス約70分(3)0261・72・2715
7位 ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ(北海道倶知安町) 380ポイント
 ■西洋式かんじきで散策 雪質がよく、まさにパウダースノーの世界。雪の森の中を西洋式のかんじき「スノーシュー」や専用のスキーで散策したい。「飲食店やショップも充実。一週間くらい滞在して遊びたい」(陳野原さん)(1)11月21日~16年5月5日(2)JR倶知安駅からタクシーで約20分(3)0136・22・0109
8位 苗場スキー場(新潟県湯沢町)
 雪原を滑走するスノーモービル体験などが評価を集めた。「中学生から参加でき手つかずの自然を探検できる」(藤井さん)。レストランやバーも多い。週末は打ち上げ花火がある。(1)12月12日~16年4月3日(4月4日~5月5日までは土日祝日のみ)(2)JR越後湯沢駅からバスで50分(3)025・789・4117
9位 キロロスノーワールド(北海道赤井川村)
 「スノーバギーやスノーセグウェイが楽しめる」(鈴木卓さん)。スノーバブルボールも珍しいアクティビティ。(1)11月20日~16年5月8日(2)JR小樽築港駅から無料バス50分(3)0135・34・7171
10位 上越国際スキー場(新潟県南魚沼市)
 多種多様のそりで遊べる「ソリランド」がある。月に一度、そりのレースも開催される。キッズパラダイスでは雪上アスレチックも楽しめる。(1)12月5日~16年4月3日(2)JR上越国際スキー場前駅下車(3)025・782・1028

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 数字は選者の評価を点数に換算したもの。リゾート名(所在地)。(1)スキー場の営業期間(積雪状況などで変更する場合がある)(2)交通アクセス(3)問い合わせ先

 調査の方法 スキーや旅行情報の専門家らにスキーやスノーボード以外の冬のアクティビティが充実したスノーリゾートを聞き取り調査。アンケート形式で「アクティビティが充実」「幅広い層で楽しめる」などの点で評価してもらい、1位から10位まで挙げてもらった。選者は以下の通り(敬称略、五十音順)。

井上淳(月刊スキージャーナル編集長)▽久保田明美(JTBガイアレック サン&サン事業部)▽島袋芙貴乃(いこーよ編集部)▽陳野原功輝(ぐるなび SURF&SNOW)▽鈴木卓(近畿日本ツーリスト個人旅行株式会社SITテーマ旅行センター支店長)▽富本一幸(トラベルニュース編集長)▽福本和生(株式会社ゴールドウイン ゴールドウイン事業部副部長)▽藤井みさ(asoview!news編集部)▽山本貴義(「そとあそび」チーフキュレーター)▽横田政暁(ICI石井スポーツスキー企画マーケティングチーム次長)

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