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1位「伊予灘ものがたり」 お薦めの観光列車、ベスト10

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NIKKEI STYLE

夏休みが終われば、大人の行楽シーズン。今年は食事や酒、スイーツを楽しむ列車が全国各地に登場し、人気を集めている。旅情誘う時期を前に、専門家にお薦めの観光列車を選んでもらった。

地元色あふれる おもてなし

上位には高級感があり、「伊予灘ものがたり」など、ご当地にとことんこだわった列車が並んだ。食材はもちろん、内装にも地元の素材や伝統工芸品などを使い、乗務員のおもてなしも充実させている。移りゆく車窓とご当地感あふれる食事が存分に楽しめる。

観光列車は土日や祝日を中心に運行している。料理は季節ごとに変わり、事前予約が必要なものがほとんど。列車によっては先々まで予約が埋まっていることがあるので、日程や料理内容は早めに確認しよう。車両ごとに特徴が違う列車もあり、乗りたい車両や座席なども要チェックだ。

1位 伊予灘ものがたり(JR四国) 590ポイント

瀬戸内の絶景のぞむ4ルート

 松山駅と愛媛県西部の伊予大洲駅(大洲市)、八幡浜駅(八幡浜市)との間を走る。「瀬戸内の絶景や大洲城の景観などが楽しめる」(杉崎行恭さん)。朝、松山を出て伊予大洲に向かう「大洲編」、昼前に伊予大洲を出て松山へ走る「双海(ふたみ)編」、昼すぎに松山を出て八幡浜に向かう「八幡浜編」、夕方に八幡浜から松山まで走る「道後編」の4本があり、それぞれ食事は異なる。大洲編はパンを中心にしたプレート、双海編は和洋折衷料理、八幡浜編はフレンチ、道後編はアフタヌーンティーだ。「食事や景色が多彩で何度乗車しても飽きない」(雨宮健一さん)。沿線では地元の人たちが趣向を凝らして出迎えてくれるほか「アテンダントの接客もすばらしい」(中嶋茂夫さん)。(1)松山―伊予大洲間4430円、松山―八幡浜間6760円、全席指定(2)087・825・1662
2位 或る列車(JR九州) 440ポイント

豪華さ「ななつ星」並み

 8月にデビューしたスイーツが楽しめる豪華列車。著名シェフの成沢由浩氏が監修し、九州の旬の食材をふんだんに使った料理を堪能できる。コースはサンドイッチやサラダなどを詰めた小箱とスイーツ3品にお茶菓子が続く。車両デザインは工業デザイナーの水戸岡鋭治氏が担当。鉄道模型の大家、原信太郎氏が作製した「或る列車」を再現した。「『ななつ星』に匹敵する超豪華なムード」(櫻井寛さん)。10月12日までは大分―日田間、11月1日から来年3月末は佐世保―長崎間を走る。長崎コースは9月1日に一般発売。(1)2万円から(2)092・289・1537
3位 越乃Shu*Kura(JR東日本) 420ポイント

新潟の日本酒5種を飲み比べ

 日本酒をコンセプトにした観光列車。新潟の酒が5種類あり、飲み比べができる。オリジナルの大吟醸酒も販売している。「地元の食材にこだわったお総菜風のつまみがおいしい」(矢野直美さん)。「車内でジャズの生演奏があり、意外にマッチしている」(野田隆さん)。JR東日本の旅行商品「びゅう」経由で予約する1号車に乗れば、おつまみ弁当と日本酒などがセットで付いてくる。3号車は指定席を買えば当日でも乗車でき、日本酒やつまみは別途車内で購入する。(1)上越妙高―十日町間の日本酒付きプラン7000円など(2)03・3843・2001(びゅう予約センター)
4位 TOHOKU EMOTION(JR東日本) 370ポイント

三陸の海を堪能

 八戸駅(青森県)―久慈駅(岩手県)間を往復するレストラン列車。三陸の海を眺めながら、料理が楽しめる。八戸から久慈の往路はランチコース、復路がデザートビュッフェ。2号車はライブキッチンになっており、「シェフが調理する様子を見ているだけでワクワクする」(長根広和さん)。(1)ランチコース7200円など(2)03・3843・2001(びゅう予約センター)
5位 ろくもん(しなの鉄道) 360ポイント

料亭風の個室あり

 長野―軽井沢間を走るラウンジ風の列車。「長野県小布施町の懐石料理、軽井沢の洋食はご当地感たっぷり。ふすまで仕切った個室がある3号車は走る料亭風」(野田さん)。「カップル仕様、家族向けなどシートバリエーションが豊富」(星野佳織さん)。「趣向を凝らした各駅でのおもてなしも楽しい」(杉崎さん)。(1)食事付きプラン1万2800円(2)0268・29・0069
6位 しまかぜ(近畿日本鉄道)

カフェ車両が魅力

 伊勢志摩に向かう近鉄の豪華特急。2階建てのカフェ車両で食事やスイーツが楽しめる。「カフェ車両はかつての食堂車を思わせる」(瀬端浩之さん)。海の幸ピラフなどが人気。弁当やスイーツは自席でも楽しめる。(1)大阪難波―賢島間4950円など(2)06・6771・3105
7位 おれんじ食堂(肥薩おれんじ鉄道)

先駆的存在

 八代海沿いに走るレストラン列車。「肥後・薩摩の食材にこだわった料理が朝昼夜と趣向を変え提供される」(星野さん)。停車駅では地元の人がマルシェを開く。(1)スペシャルランチ2万1000円など(2)0996・63・6861
7位 きらきらうえつ(JR東日本)

夕日の名所が有名

 弁当や地酒セットを買えば純和風のラウンジを40分間利用できる。「笹川流れと呼ばれる夕日の名所がおすすめ。秋には長時間とどまる特別ダイヤも」(杉山淳一さん)。(1)新潟―酒田間3540円など(2)050・2016・1600
7位 レストラン・キハ(いすみ鉄道)

昔懐かしのフォルム

 旧国鉄のディーゼルカーを改造した車内で房総の里山を眺めながら食事をとれる。「伊勢エビのコースが豪華」(櫻井さん)。(1)イタリアンコース1万3000円など(2)043・309・8700(むらやまツーリスト)
10位 特急 A列車で行こう(JR九州)
 レトロなバーで飲む「デコポンのハイボールはご当地感たっぷり」(瀬端さん)。(1)熊本―三角間1870円など(2)050・3786・1717

これから登場する観光列車

<2015年10月>
花嫁のれん(JR西日本)金沢―和倉温泉
 輪島塗などをちりばめた豪華列車。和菓子やスイーツ、日本酒などが楽しめる
<16年春>
現美新幹線(JR東日本)越後湯沢―新潟
 写真家の蜷川実花氏がデザインしたアートな新幹線。カフェスペースができる予定
えちごトキめきリゾート雪月花(えちごトキめき鉄道)未定
 カフェバーを設置し、新潟の旬の食材を使った料理を提供

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 数字は選者の評価を点数にした。写真は鉄道会社提供。(1)片道、大人1人の料金(2)問い合わせ先電話番号

 調査の方法 専門家の助言を基に、車内で食事や酒、スイーツが楽しめる観光列車22路線を選定。食事や酒がおいしい、ご当地感がある、サービスの質が高い、内装や車窓がいい、などの観点で選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。

 雨宮健一(KNT-CTホールディングス国内旅行部)▽梅原淳(鉄道ジャーナリスト)▽櫻井寛(フォトジャーナリスト)▽杉崎行恭(交通ライター)▽杉山淳一(鉄道ライター)▽瀬端浩之・玉川淳(日本旅行鉄道プロジェクト)▽中嶋茂夫(鉄道ジャーナリスト)▽長根広和(鉄道写真家)▽野田隆(オールアバウト鉄道ガイド)▽星野佳織(昭文社「にっぽん全国観光列車に乗ろう」編集担当)▽矢野直美(フォトライター)

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