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GW、子や孫と行きたい絵本の店 東西20店

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NIKKEI STYLE

まもなく5月の大型連休。幼い子どもや孫とゆっくり休日を過ごすなら、絵本の専門店に足を運んでみてはいかがだろう。品ぞろえが充実し、じっくり本を選べるだけでなく、親子向けのイベントや、食事やお茶を楽しめる店も多い。そこで今週は家族で楽しめる魅力的な絵本の店をランキング化した。

イベントや食も楽しい

上位には古株の絵本専門店が並び、読み聞かせや原画展など独自の企画に力を入れる店がつづいた。

絵本の店には子どもだけでなく、大人も楽しめる本が数多くある。ざっとめくるだけでも美しい絵やデザインが心を刺激してくれる。

乳幼児向けの絵本には児童文学作家、松谷みよ子の「いない いない ばあ」など、親世代が子どものころに親しんだ作品が多い。絵本店は幼いころに楽しんだ思い出を、子や孫に伝える場ともいえるだろう。

「『本が売れない』というけれど」(ポプラ社)など、書店に関する著書があるフリーライターの永江朗さんは「地方にも個性的な店がたくさんある」と話す。本探しやイベントを楽しんでから、自宅でゆっくり家族で絵本と向き合えば、きっと子どもたちの思い出に残る連休になるはずだ。

<東日本>

1位 教文館ナルニア国(東京都中央区) 730ポイント

低い本棚、子どもが本を探せる

 1999年、東京・銀座の老舗書店「教文館」に開設された。長年読み継がれる絵本や児童文学、洋書をワンフロアに幅広く取りそろえている。「良質な本たちから自然と醸し出される品格が備わった書店」(大橋悦子さん)。ロングセラーに加え、過去1年間に出版された子ども向けの本を集めたコーナーもある。
 子どもを楽しませる売り場の作りも特徴の一つ。「本棚や平台の位置が低く、たくさんの絵本の表紙が見えるように並んでいる。子どもが自分で店内を歩きまわって好きな絵本と出合える」(清水たかこさん)
 毎月第2・第4土曜日の午後2時と3時から、おはなし会を実施している。2つあるホールで随時開いている、ナルニア国と連動した展示も見応えがある。5月17日までは画家・佐竹美保の絵本原画展を開催している。
(1)10時~20時(2)03・3563・0730(3)東京メトロ・銀座駅
2位 クレヨンハウス東京店(東京都港区) 550ポイント

品ぞろえは4万5000冊

 表参道に開店してまもなく40年。「明るくおしゃれな雰囲気で絵本に親しみがなくても気軽に立ち寄れる」(鈴木穂波さん)という人気スポットだ。1階の絵本を中心に品ぞろえは約4万5000冊。子どもの本は約10人のスタッフが読んだ上で、ロングセラーになりそうなものを選んで並べている。
 2階はおもちゃ、3階は女性向けの本やコスメ、地下1階にはオーガニックレストランなどがあり、家族で楽しめる。(1)11時~19時、土日祝日は10時半開店(2)03・3406・6308(3)東京メトロ・表参道駅
3位 ブックハウス神保町(東京都千代田区) 520ポイント
 天井にパステル画が描かれた広いスペースで、ソファに座って本を選べる。洋書絵本が豊富。映写された絵が動く「うごくえほん」も人気だ。
 毎月第2.4土曜日のおはなし会など「イベントが充実」(八巻健史さん)。大型連休中は「朗読楽団のおはなし会」(5月2日)、「ことばあそび絵本ライブ」(同3日)、「落語と絵本でまかせてちょんまげ!」(同5日、要予約)などを開く。「いつもワクワクする」(大橋さん)。(1)11時~18時半、水曜(2)03・3261・5691(3)東京メトロ・神保町駅
4位 トムズボックス(東京都武蔵野市) 460ポイント
 長新太ら店主が好きな作家の絵本に加え自主流通本が多い。作家オリジナルのピンバッジやポストカードも。(1)11時~20時、木曜(2)0422・23・0868(3)JR吉祥寺駅
5位 こども冨貴堂(北海道旭川市) 230ポイント
 「旭川在住の絵本作家、あべ弘士が描いた外壁の絵が迫力」(永江さん)。「和める空間。原画展も面白い」(市川さん)(1)10時~18時半、年末年始(2)0166・25・3169(3)JR旭川駅
6位 絵本と木のおもちゃ 横田や(仙台市)
 明治初めの商家を改造した店は「まるで民話に出てくる家のよう」(永江さん)。(1)10時~19時、水曜(2)022・273・3788
7位 ちいさいおうち書店(長野県松本市)
 「読み聞かせに定評がある。外国の絵本や玩具も充実」(聞かせ屋。けいたろうさん)(1)10時~19時、不定休(2)0263・36・5053
8位 ティール・グリーンinシード・ヴィレッジ(東京都大田区)
 ティールームで原画を見ながらゆっくり過ごせる。(1)11時~18時、日・月(2)03・5482・7871
9位 子どもの本とおもちゃ 百町森(静岡市)
 木の玩具が豊富。親子で遊べるプレールームがある。イベントも多彩。(1)10時半~18時、月・火(2)054・251・8700
9位 URESICA(ウレシカ、東京都杉並区)
 オリジナルの雑貨や文具が豊富。2、3週間おきに展覧会などを開催している。(1)正午~20時、火曜(2)03・5382・0599

<西日本>

1位 メルヘンハウス(名古屋市) 610ポイント

日本初の専門店、おはなし会も面白い

 日本初の子どもの本専門店として1973年に開業した。約3万冊をそろえ、絵本の多くは表紙が見えるように並べている。ベビーカーや車いすが通れる広い通路の各所に木の切り株のいすがあり本をじっくり選べる。「全部の本を端から端まで見たくなる。子どもの本への愛情を感じる名店」(金柿秀幸さん)。3世代で利用する家族も多い。
 平日午前11時と毎週土・日曜の午後3時からおはなし会がある。その時に集まった子どもたちに合わせて絵本を選び、4~5人のスタッフが読んでくれる。テーマ別や作家ごとの特集コーナーも多彩。2階のギャラリーでは5月10日まで話題の新人作家、ザ・キャビンカンパニーの絵本原画や立体作品を展示中。「古きよき作品を大事にしながら、変化を恐れない店作りでワクワクさせてくれる」(兼森理恵さん)。(1)10時~19時、水曜(2)052・733・6481(3)JR千種駅
2位 メリーゴーランド(三重県四日市市) 510ポイント

心地よい木のテーブル

 使いこまれた本棚や木のテーブルが置かれた空間が心地よい。隣の雑貨店とティールームを行き来できるのも楽しい。季節で変わる店外展示も人気で、5月までは「はらぺこあおむし」の絵本作家エリック・カールの作品が迎えてくれる。
 毎週日曜の紙芝居のほか、大人向けの読書会も月に一度開く。手書き新聞のファンも多い。「本屋という枠を超えた取り組みに熱意を感じる」(南未希さん)。京都市に姉妹店がある。(1)10時~19時、火曜(2)059・351・8226(3)近鉄・伊勢松本駅
3位 クレヨンハウス大阪店(大阪府吹田市) 340ポイント
 本に加えて、オーガニック食材やおもちゃを扱うのは東京店と同様。大きな木のテーブルがあり、座り読みしながら本が選べる。「自然食ランチが魅力。ママもゆっくり優雅なひとときを楽しめるのでは」(南さん)
 授乳スペースやベビーシートを完備。エコバッグにペイントするワークショップ(4月29日)などイベントも随時開催する。(1)10時~19時、1月1・2日(2)06・6330・8071(3)大阪市営地下鉄・江坂駅
4位 童話館(長崎市) 320ポイント
 瓦ぶき屋根の洋風建築が見所。「併設美術館で充実した原画展を常時開催している」(香曽我部秀幸さん)(1)10時~17時半、月曜(祝日の場合は翌日)(2)095・828・0716(3)長崎電気軌道・大浦天主堂下駅
5位 ひつじ書房(神戸市) 250ポイント
 「お宝本を発見できる」(市川久美子さん)など品ぞろえが評価された。「絵本選びの助言を受けたい方におすすめ」(鈴木さん)。(1)10時~19時、木曜(2)078・441・6869(3)JR摂津本山駅
6位 瓢鰻亭ひまわり・こども(福岡県みやこ町)
 土蔵造りの建物。靴を脱ぎくつろいで過ごせる。カフェやギャラリーも。(1)10時~18時、火曜(2)0930・33・8080
7位 木城えほんの郷(宮崎県木城町)
 森の中に本の店や美術館、宿泊施設が点在。「選書のセンスもよい」(赤木かん子さん)(1)10時~17時、月曜(2)0983・39・1141
8位 喜久屋書店阿倍野子ども館(大阪市)
 「小さい子どもがゆっくり遊べるスペースがある」(南さん)。(1)10時~21時、不定休(2)06・6634・8139
9位 コッコ・サン(高知市)
 木のぬくもりがある店内。玩具なども充実。土日月曜日に開店。愛媛県松山市にも出店。(1)10時~18時(2)088・825・1546
10位 絵本・紙芝居の店 アルム(沖縄県沖縄市)
 「子どもたちがこっそり本を読める」(永江さん)よう工夫されている。(1)10時~19時、月曜(2)098・938・4192

  ◇  ◇  ◇  

 表の見方 数字は専門家の評価を点数化した。店名、所在地(1)営業時間と定休日(2)電話番号(3)最寄り駅

 調査の方法 出版文化産業振興財団(JPIC、東京・千代田)や専門家の協力を仰ぎ、絵本や児童書を扱う専門店約50カ所のリストを作成。絵本に詳しい専門家や児童書売り場に定評がある大型書店の担当者など12人の専門家に、リストをもとに家族で楽しめるおすすめの店を東西5位まで選んでもらった。

 専門家は次の通り(敬称略、五十音順)

▽赤木かん子(児童文学評論家)▽市川久美子(ジュンク堂書店池袋本店児童書担当)▽大橋悦子(オールアバウト絵本ガイド)▽金柿秀幸(絵本情報・通販サイト「絵本ナビ」社長)▽兼森理恵(丸善丸の内本店児童書担当)▽聞かせ屋。けいたろう(読み聞かせ師)▽香曽我部秀幸(梅花女子大学教授)▽清水たかこ(玄光社ムック「子どもと一緒に読みたい絵本」編集ライター)▽鈴木穂波(岡崎女子短期大学准教授)▽永江朗(フリーライター)▽南未希(紀伊国屋書店グランフロント大阪店児童書担当)▽八巻健史(白泉社月刊「MOE」編集長)

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