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よく見かけるけど意味知らない… 15のマーク

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街や身の回りで、たくさんのマークを目にする。「何のことだかわからないことがある」(40代女性)という人も多いのでは。そこでインターネット調査で「見かけるけれど意味が分からない」人が多い順にマークをランキングした。

<身近なモノについてるけれど…>

1位 STマーク566/1030人
 安全に遊べるおもちゃを選ぶための目安になる。STは「safety toy(セーフティー・トイ)」の頭文字。一般社団法人日本玩具協会(東京都墨田区)が定めた安全基準に合格している。国内外の法律や基準をもとに、先端が鋭くとがっていないか、有害な化学物質が使われていないかなど第三者検査機関が安全性を確認。マークを付けたおもちゃのメーカーは損害賠償補償のための共済制度に加入し、万が一の際の補償にも対応する。
2位 グリーンマーク555
 紙のリサイクルを促すため、1981年に公益財団法人古紙再生促進センター(東京都中央区)が策定した。原則、原料の40%以上に古紙を利用した製品に表示され、身の回りではノートなどでよく見かける。トイレットぺーパーやティッシュペーパーの場合は古紙利用の割合が原則100%、コピー・新聞用紙は同50%以上となる。製紙会社などが発行する古紙の利用割合の証明書などを提出する必要がある。
3位 特定保健用食品マーク531
 健康増進などに役立つ成分があり、その安全性や有効性が科学的に検証されて「おなかの調子を整える」などの保健目的が期待できると消費者庁に認められた証し。「トクホ」と呼ばれ、茶などの飲料が多い。試験機関が、その機能がある成分の量が基準通りに入っているかどうかなどを分析する。1991年の制度導入以来、マークを表示して販売する許可を得ている商品は18日時点で1143。ビール風ノンアルコール飲料も初めて許可を得た。
4位 エコマーク472
 衣類や文具、家具など1月末時点の認定商品・サービス数は5492にのぼる。製造から廃棄、リサイクルまで総合的に見て環境への負荷が少ないものなどが認定される。公益財団法人日本環境協会(東京都中央区)が設置する学識者などによる委員会が審査する。
5位 特別用途食品マーク442
 病気の人や高齢者向けの調理済み食品などで見かけることが多い。腎臓疾患がある人向けにナトリウムやたんぱく質を減らした食品のほか、乳幼児や妊産婦、食べ物をのみ込むことが困難な高齢者などの保健維持に適すると消費者庁が許可した食品に付く。
6位 プライバシーマーク392
 消費者の個人情報を適切に取り扱えると認定された企業が表示できる。基本的には個人情報は本人の合意がないと第三者に提供できない。
7位 身体障害者標識377
 手足が不自由で運転免許に条件が付いている人が運転する車だと示す。周囲の運転者はこの車に配慮しなくてはならない。
8位 水洗い不可346
 衣類のタグにある洗濯などの取り扱い絵表示での「水洗いができない」の意。2016年12月から国際表示(下図)に変更。
9位 ブルートゥース295
 コードレスで接続可能な、近距離のデジタル機器同士を無線でつなぐ規格の1つ。スマートフォンなどの画面でマークをよく目にする。
9位 日陰の平干し295
 衣類の取り扱い絵表示で、日陰の平らなところに洋服の形を整えて置いて干す。2016年12月から国際表示(下図)に。

<大切な情報源「ピクトグラム」では…>

1位 広域避難場所435/1030人
 東京ドーム2個分あまりの10ヘクタール以上の避難場所を指す。災害時の大規模火災から逃れるため、自治体が地域防災計画に基づき選ぶ。地図記号「緊急避難場所」はこの絵文字を基に作成された。※
2位 感電注意416
 高電圧部品が入った家電製品の本体などにあり、分解したり、水をかけたりすると感電の原因になるという意味。落雷警告ではない。黄色の三角マークは危険などを表す。※
3位 ベビーカー優先269
 ベビーカー使用者が安心して利用できる場所や設備(エレベーター、鉄道やバスの車いすスペースなど)を明示する。ベビーカーを押す人のデザインには性別がない。2014年3月に決められた。
4位 津波避難場所210
 波から高台に避難する様子を表現しており、この場所が津波に対して安全な避難場所・高台だと示す。「安全」「避難」を示す緑色の正方形を採用。人の形は「非常口」と同じものを使っている。※
5位 津波注意185
 地震が起きた場合、津波に襲われる危険のある地域を意味する。地震が起きたらただちに内陸部や高台に避難する必要がある。黄色・黒枠の三角形に、大きく巻き込む波形を配置した。※

 表の見方 数字は回答者の数。文中の※印は日本工業規格(JIS Z 8210)として定められた案内用図記号。

絵文字、世界に広がる

マークといっても様々。国や業界団体などが一定の基準のもとに商品などに付しているものも多い。理解していれば消費者が選択するときの手助けになったり、事故などの際に補償を受けられたりすることがある。

一方、近年増えているのは危険や禁止事項などを伝える"絵文字"。「ピクトグラム」といい、言語がなくても周知できる「視覚言語」として国際規格化が進む。ピクトグラムが国際交流の場で初めて効果的に使われたのは1964年の東京五輪とされる。競技種目と施設名の計60点で作成され、世界的に注目された。国内では125種の標準案内用図記号が2001年に定められその後も増えている。

ちなみに日本発の有名なピクトグラムは「非常口」。現在の図柄は1982年に生まれた。考案者の1人、グラフィック・デザイナーの太田幸夫さん(75)は「文字が読めなくても分かるピクトグラムは、人の流れや産業の国際化で一層重要になる」と話す。

2020年に開催予定の東京五輪などでさらに訪日観光客は増える見通し。自らの危機管理やスムーズな案内に役立つマークに注目してみてはいかが。

こんな思い込み、してませんか?

・「STマーク」を何かのサービスステーションだと思っていた(60代男性)
・「グリーンマーク」の商品を買うと一部が植樹に寄付されると思っていた(60代女性)
・「プライバシーマーク」を見て、個人情報を使われると思い、登録をやめた(60代男性)
・「ベビーカー優先」を専用だと思い、ベビーカー以外の人がいて注意してしまった(30代女性)
・「水洗い禁止」を容器につけ置き禁止と勘違い。水洗いしたら購入時と違う服に(30代男牲)
・「広域避難場所」を見て落とし穴みたいだと笑っていたら側溝にはまった(20代男性)
・「感電注意」を落雷注意だと思って言ったら、笑われた(40代男性)
・「ブルートゥース」は携帯電話の電波状況が悪いという意昧だと思っていた(30代男性)

クイズに挑戦! (答えはページ末に)

Q1 このマークの意味は?

(ア)eメールマーク (イ)省エネ性マーク (ウ)イイネ!マーク

Q2 AED(自動体外式除細動器)に関する何の標識?

(ア)使用場所を示す (イ)使用中を伝える (ウ)設置場所を示す

Q3 段ボールに関する何の表示?

(ア)リサイクル推進 (イ)くり返し使用可 (ウ)開封場所の表示

  ◇  ◇  ◇  

 調査の方法 衣類や食、健康、住まい、交通、環境、インターネット情報通信といった分野で、街中や家の中などで普段よく見かけるマークを46に絞り込んだリストを作成。マクロミルを通じ、インターネットで「見たことがあるか」「意味を知っているか」などを尋ねた。回答者は全国20~60代以上の男女各世代103人ずつで、有効回答数は1030。「見たことがなく、意味も知らない」との回答が50%を上回ったものは外し、「見たことはあるが、意味を知らない」という回答者数が多い順に順位付けした。

クイズの答え (1)イの省エネ性マーク (2)ウのAEDマーク (3)アの段ボールリサイクルマーク

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