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耳寄りな話題

ハーレー、「バイク離れ」の中で快走する戦略ライフスタイルや「体験」を提供

2014/11/22

耳寄りな話題

日本のオートバイ市場が縮小傾向にある中、米国の大型バイクブランドであるハーレー・ダビッドソンが販売を増やし続けている。その背景には「モノ」としてバイクを売るだけではなく「体験」を提供するブランド戦略があるという。ハーレーの正規販売店などが開いたイベントを取材した。

ツーリングで寝食をともにし仲間に

休日に郊外や高速道路で数十台もの大型バイクに乗った人々と出会うことがある。それがハーレー・ダビッドソンの販売店などが開くツーリングイベントだという。参加者たちがどんなことに魅力を感じてイベントに参加するのか。11月中旬の週末、神奈川県内をスタート地点にハーレーのオーナーらが集まって開かれたツーリングイベントに行ってみた。

総勢約40人の参加者はハーレーの販売店のスタッフとその顧客。「もともとは面識のない人たちが、ハーレーに乗って一緒に走って、寝食をともにすることで仲間になっていくのが楽しい」と参加者たちは口をそろえた。大型バイクを買うだけでなく、ツーリング仲間ができるのが魅力のようだ。

ハーレーの大型バイクは1台103万円から502万円(税込み)と、高価なモデルは四輪の国産高級車並みの価格だ。販売されているハーレーのほとんどのモデルの排気量は1000ccを超え、車体は大きくて重く、国産バイクのように小回りがきくわけではない。

それでも日本での2013年の販売は前年比2%増の1万2076台を確保。排気量250ccを超える輸入二輪車の中で占めるシェアは55.1%にもなる。国内全体の二輪車市場は約42万台、ピークだった1980年代の2割未満と「バイク離れ」が進む中では健闘している。

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