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自由研究まだなら… お薦めの企業博物館20カ所

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子どもたちの夏休みも残すところあとわずかとなった。もし自由研究の宿題が「まだ」なら、興味深いテーマが詰まった企業博物館を訪ねてみてはどうだろう。日本を東西に区切り、専門家に予約なしで行けるお薦めの施設を挙げてもらったら、親も一緒に楽しく学べそうなところが上位に並んだ。

<東日本>

1位 東芝未来科学館(川崎市) 620ポイント

サイエンスショーにわくわく

 東芝創業85周年を記念して1961年に開き、今年1月、全面改装しオープンした。「人と科学のふれあい」をコンセプトに東芝グループの歴史を知る「ヒストリーゾーン」や子どもたちが科学技術を楽しく学べる「サイエンスゾーン」などがある。
 洗濯機やテレビなど東芝製品1号機も並んでおり、「今とどこが違うかを比べてみる自由研究などができそう」(白井亨さん)。「3世代で一緒に行っても楽しめる」(横畠麻実さん)、「サイエンスショーが楽しい」(矢島国雄さん)、「小学生参加型施設が多い」(浮田清孝さん)(1)午前10時~午後6時、土日祝日は午後7時まで、月曜休館(2)無料(3)044・549・2200(4)JR川崎駅より徒歩1分
2位 鉄道博物館(さいたま市) 540ポイント

ホンモノ車両は迫力満点

 東日本旅客鉄道(JR東日本)の創立20周年を記念した。「圧倒的な実物展示の世界。ぜひ一度は訪れたい」(高橋信裕さん)、「ジオラマなどもあり、大人も一日中楽しめる」(雨宮健一さん)(1)午前10時~午後6時(午後5時30分)、火曜休館(2)大人1000円、小中高生500円、3歳以上200円(3)048・651・0088(4)JR大宮駅から埼玉新都市交通伊奈線鉄道博物館(大成)駅より徒歩1分
3位 カップヌードルミュージアム(横浜市) 520ポイント

自分だけのラーメンつくろう

 2011年に開館。日清食品の創業者・安藤百福(ももふく)氏の生涯に触れたり、自分だけのラーメンができる「マイカップヌードルファクトリー」(要整理券)などがある。(1)午前10時~午後6時(午後5時)、火曜休館(2)大人500円、高校生以下無料(3)045・345・0918(4)横浜高速鉄道みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩8分
4位 印刷博物館(東京都文京区) 320ポイント
製本や印刷を学べる凸版印刷の施設。(1)午前10時~午後6時(午後5時30分)、月曜休館(2)大人300円、中高生100円、小学生以下無料(3)03・5840・2300(4)東京メトロ有楽町線江戸川橋駅より徒歩8分
5位 鈴廣のかまぼこ博物館(神奈川県小田原市) 280ポイント
小田原鈴廣の職人の技の見学や、かまぼこ・ちくわ作り体験(要予約)などができる。(1)午前9時~午後5時(2)無料(3)0465・24・6262(4)箱根登山鉄道風祭駅より徒歩1分
6位 ガスの科学館(東京都江東区)
 03・3534・1111
7位 理数の魅力体験ミュージアム リスーピア(東京都江東区)
 03・3599・2600
8位 NHK放送博物館(東京都港区)
 03・5400・6900
9位 DaiichiSankyoくすりミュージアム(東京都中央区)
 03・6225・1133
9位 食とくらしの小さな博物館(東京都港区)
 03・5488・7305

<西日本>

1位 トヨタ博物館(愛知県長久手市) 610ポイント

140台ずらり、車の歴史探訪

 トヨタ自動車創立50周年を記念し、1989年に開館した。100年以上前のクラシックカーから燃料電池車などの最新型まで約140台の車が並び、世界の自動車の歴史をたどれる。トヨタ初の乗用車である「トヨダAA型乗用車」や、ガソリン車第1号とされる独「ベンツ・パテント・モトールヴァーゲン」のレプリカなどは必見だ。
 「日本でのモータリゼーションの歩みと生活文化の変遷がわかる」(亀田訓生さん)、「子どもと一緒にお父さんのテンションが上がるのは間違いない」(木原秀和さん)、「『トヨタ産業技術記念館』もおすすめ」(船城英明さん)(1)午前9時30分~午後5時(午後4時30分)、月曜休館(2)大人1000円(65歳以上500円)、中高生600円、小学生400円(8月31日までは小学生無料)(3)0561・63・5151(4)東部丘陵線(リニモ)芸大通駅より徒歩5分
2位 UCCコーヒー博物館(神戸市) 520ポイント

飲み比べや焙煎体験

 日本で唯一のコーヒー専門の博物館。歴史や文化が学べ、2種類のコーヒーの飲み比べや毎日12人限定の焙煎体験イベント(予約制で有料)もある。「スロープ状の館内構造もユニーク」(中牧弘允さん)(1)午前10時~午後5時(午後4時30分)、月曜休館(2)大人300円、中学生以下無料(3)078・302・8880(4)神戸新交通ポートライナー南公園駅より徒歩1分
3位 リニア・鉄道館(名古屋市) 410ポイント

高速化技術がわかる

 東海旅客鉄道(JR東海)が2011年に開館した。東海道新幹線を中心に超電導リニアなど高速鉄道技術の進歩がわかる。「理科好きの子にはぜひ」(木原さん)(1)午前10時~午後5時30分(午後5時)、火曜休館(2)大人1000円、小中高生500円、幼児(3歳以上)200円(3)050・3772・3910(4)名古屋臨海高速鉄道あおなみ線金城ふ頭駅より徒歩約2分
3位 真珠博物館(三重県鳥羽市) 410ポイント

養殖・製品知る

 ミキモト真珠島内にあり、ミキモト創業者である御木本幸吉記念館のほか、海に潜る昔ながらの海女の姿も見学できる。「海女さんの実演は間近で見られ、感動もの」(山下治子さん)(1)午前8時30分~午後5時30分(午後4時30分)(2)島への入場料大人1500円、小・中学生750円(3)0599・25・2028(4)JR、近鉄の鳥羽駅より徒歩約5分
5位 インスタントラーメン発明記念館(大阪府池田市) 300ポイント
1999年、「チキンラーメン」発祥の地に開館した。開発に没頭した安藤百福氏の研究小屋を再現している。(1)午前9時30分~午後4時(午後3時30分)、火曜休館(2)無料(3)072・752・3484(4)阪急宝塚線池田駅より徒歩約5分
6位 ヤンマーミュージアム(滋賀県長浜市)
 0749・62・8887
7位 島津製作所創業記念資料館(京都市中京区)
 075・255・0980
8位 梅小路蒸気機関車館(京都市下京区)
 075・314・2996
9位 グンゼ博物苑(京都府綾部市)
 0773・43・1050
9位 TOTO歴史資料館(北九州市小倉北区)
 093・951・2534

 表の見方 数字は選者の評価を点数に換算。施設名、所在地(1)開館時間など、カッコ内は最終入館時間。休館日は原則。祝日や年末年始など変更あり(2)入館料(3)問い合わせ先電話番号(4)主なアクセス 写真は西の1位以外施設提供

宿題まだ間に合う

企業博物館は会社などが運営している。創業者の理念や生涯の紹介、会社の歴史、開発してきた製品や技術などを知ってもらうためのものだ。帝国データバンク史料館(東京都新宿区)によると、その数は現在500前後という。最近は学ぶだけでなく、来訪者が参加し体験できるコーナーを設ける施設が増えているのが特徴だ。

今回は夏休みの宿題にもまだ間に合うという意味合いから「完全予約制」のものは外した。工場の生産ラインなどを間近で見学できる施設などは、すでにかなり先まで予約がいっぱいというところも多いためだ。

東西のトップはいずれも日本を代表する企業のもの。自由研究を想定した催しやサイエンスショーなどで、子どもの興味をかき立てる展示に努めている。

一方、ものづくりの変遷などを展示したコーナーでは、懐かしいものと"再会"し、子ども以上に親がワクワクしそうだ。親子や3世代で楽しみながら宿題をやっつけ、残りの休みを満喫しよう。

  ◇  ◇  ◇  

 調査の方法 予約せずに入館でき、自由研究にも役立ちそうな企業博物館を事前取材で東日本で30、西日本で31挙げ、専門家にお薦めを原則5カ所以上選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。

 雨宮健一(KNT-CTホールディングス国内旅行部)▽浮田清孝(企業史料協議会事務局長)▽亀田訓生(企業ミュージアムコンサルタント)▽木原秀和(日本旅行広報室)▽白井亨(栄光ゼミナール社会科担当)▽高橋信裕(常磐大教授)▽中牧弘允(国立民族学博物館名誉教授)▽船城英明(学研キッズネット編集長)▽矢島国雄(明治大教授)▽山下治子(「ミュゼ」編集長)▽横畠麻実(クラブツーリズム国内旅行部)

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