ピーマンの焼きびたし風 味付けシンプル、冷やしても
1年を通じて店頭に並ぶピーマンですが、今の時期は出回る量も多く、価格もお手ごろ。シンプルな味つけで、たっぷり味わいましょう。
「焼きびたし」とは、その名のとおり、野菜などを焼いてつけ汁にひたした料理。このレシピでは、ピーマンに調味液を加えて一緒に加熱し、手軽に焼きびたし風に仕上げました。冷たくてもおいしいので、(4)であら熱がとれたら冷蔵庫に入れて冷やしてもよいでしょう。
だし150mlは、けずりかつお約3gと水180mlでとれます。ただ、少量のだしをとるのは、意外に手間に思えるもの。まとめて多めにとっておくと毎回の手間が減らせます。けずりかつお10gと水700mlで、約600mlのだしがとれます。1日程度の保存なら、冷蔵庫へ。風味は少し落ちますが、冷凍庫では1か月ほど保存可能。製氷皿でブロック状に凍らせてから保存袋などに移すと、少量ずつ使えてとても便利です。
つけおく時間は、調理時間に含みません。
・ピーマン4個(120g)
・ショウガ小1かけ(5g)
・A[だし150ml、しょうゆ・みりん・酒各小さじ2、塩少々]
・ごま油小さじ1/2
作り方(調理時間15分)
(1)ピーマンは縦半分に切って種を除く。さらに縦半分に切る。ショウガは皮をこそげ、せん切りにする。
(2)Aは合わせる。
(3)フライパンにごま油を中火で温める。ピーマンとショウガを入れ、少ししんなりするまでいためる。
(4)Aを加え、ひと煮立ちしたら火を止める。そのまま30分以上おいて味をなじませる。
ひとくちメモ
ピーマン 緑色が鮮やかで、ハリとつやがあるものを選びましょう。へたの切り口が新しいものが新鮮です。外側はつるつるしてすべりやすいので、切るときは内側を上にしてまな板に置くと、包丁の刃が入りやすく、切りやすくなります。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2021年9月4日付]
ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。