シール跡に手あか こびりつきよごれを上手にとるには

写真はイメージ=PIXTA

うっかりで、あるいは気づかないうちに少しずつたまる「こびりつき汚れ」。簡単には落とせないそんな汚れが住居にはしばしば生じる。身近な洗剤や道具できれいにする方法を紹介する。

シール跡、テープ類 子どもがいればイタズラで、そうでなくてもガムテープの一部や値札などのシールが、壁や家具、床などにこびりついてしまうことがある。

ふすまや紙が素材の壁クロス、あるいは文房具など、水気を嫌う素材に貼られたシールは、ヘアドライヤーで糊(のり)を温めてゆるめ、剥がす方法がある。糊が柔らかくなったら、ピンセットで縁からゆっくり剥がす。

ビニールクロスの壁紙には食器用中性洗剤が効く。原液のまま塗って10分おき、ピンセットで縁から丁寧に剥がす。状態にもよるが、クロス自体が剥がれてしまう恐れがあるので丁寧に作業しよう。剥がした後に残った糊はメラミンスポンジで処理し、すすぎ拭きで洗剤成分を拭う。

家具や床など少しの水気には耐える場所、また面積が広めな場合も、食器用中性洗剤が効果的だ。原液を10分。糊をゆるめた後、ヘラか不要になったクレジットカードなどを使ってこそげ落とす。

糊が古かったり、薄くて扱いにくかったりする場合は、マニキュアリムーバーなどの有機溶剤を少量含ませたコットンでこそげ落とす方法もある。糊だけがしつこく残ってしまったときは、湿らせたメラミンスポンジでこすると容易に落ちる。

手あか 長期間使用しているデスクやテーブルの縁、建具の取っ手、スイッチプレートに付いた手あかによる皮脂汚れは、薬局で手に入る消毒用エタノールがとても効果的だ。ティッシュペーパーにエタノールを少量染み込ませたもので拭き取る。

明るい色のクロスの壁が手あかで黄変している場合は食器用中性洗剤を。濡らしたタオルかマイクロファイバークロスに原液を少量垂らし、もみこんだもので力を入れずに拭う。メラミンスポンジを併用する方法も。ただ、クロスがボロボロにならない程度のほどよい力加減が必要だ。

風呂椅子などのあか 水道水の成分に由来する水あかと、石鹸や皮脂由来の湯あかの複合汚れはやっかいだ。

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