検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

遅い我が家のWi-Fi 速くするにはココをチェック

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

インターネット接続に欠かせないWi-Fi。しかし動画などのコンテンツが思ったようにサクサク動かず、歯がゆい思いをすることは多い。原因と対策をまとめた。

パソコンやスマートフォンはもちろん、テレビやゲーム機、電子レンジ、洗濯機、掃除ロボットなどあらゆる機器がネット接続されるようになった。無線LANはこれらの情報端末をケーブルなしでネットにつなげる。その規格の一つがWi-Fiだ。

新型コロナウイルス禍でのテレワークやオンライン授業でもWi-Fiは必須だが、「画面がよく止まる」「カタログ値ほど速くない」という問題もよく聞く。

Wi-Fiに求められる速度は、どんな機器を、どの程度使うかで異なる。ユーチューブの動画を4Kで視聴するなら常時20Mbpsが必要。同時にZOOMで会議をするなら、さらに3Mbpsが加算される。一方、メールをチェックしたりサイトを閲覧したりするだけなら3Mbps程度の速さがあれば十分だ。

使う場所で速度を測定 「Wi-Fi速度」「ネット速度」で検索すると、速度を無料で計測できるサイトが出てくる。まずは我が家のWi-Fiがどれくらいの速さなのかを計測しよう。今回は「Fast.com」を使い、ルーターの真横、ネットを使う各部屋で速さを測った。

電波の発信元となるルーターのそばなのに必要な速度が出ていない場合、考えられる原因は(1)ネット回線そのものの速度が遅い(2)ルーターが古い――のどちらかだ。

(2)の場合はルーターの買い替えも検討課題。ネットワーク関連機器大手のバッファローによると「新しいルーターは前の世代までの規格を踏襲している。それまで接続して使っていた機器が使えなくなることはないので、安心して買い替えてほしい」(コンシューママーケティング部)。

遮蔽物の影響を回避 次に測るのは実際にネットを使う部屋や場所だ。ここの数値がルーター横より極端に落ちる場合は、ルーターと計測場所の間に遮蔽物があると考えられる。

 金属や水はWi-Fiの電波を通しにくい。たとえばスチール製の事務机に置いたパソコンモニターの裏などにルーターを置くと、家の中に電波が届きにくくなる。「見落としがちなのは床暖房」(バッファロー)。金属が主な素材のため、ルーターが下の階にあると、速度が十分出ないことがある。

ルーターの置き場所を変えても、電波が届きにくいところもある。例えば急きょテレワークが必要になり、納戸や物置を書斎にした場合。このような例では、ルーターとの距離を縮める「中継機」を利用する手がある。

「ルーターはスピード、中継機はエリアを改善すると考えるとわかりやすい」とバッファローの担当者は説明。本体を電源コンセントに直接挿せるコンパクトな中継機もあり、場所をとらずに設置できる。ただ、移動しながらスマホなどを使う場合は、接続先の切り替えが必要な場合もあり煩わしい。

メッシュを導入 その対策として、家の中で「メッシュ」を構築する方法がある。

メッシュ(メッシュWi-Fi)は親機となるルーターとメッシュ中継機を組み合わせ、互いに通信し合うことで、メッシュ、つまり網目状にネットワークを構築する仕組みだ。ルーター、メッシュ中継機どちらで送受信するかの切り替えは完全自動なので、例えば1階のルーターにつながっているスマホを持って2階に移動しても、2階のメッシュ中継機に手動で接続をし直す煩わしさがない。

とりわけ、新規格「Wi-Fi EasyMesh」が策定されたことで、初期投資がぐっと下がる可能性が出てきた。従来のメッシュはルーターとメッシュ中継機をセットで一括購入しなければならず、筆者のときは中継機2台とルーターで約3万円。

今回の新規格により、今後は(1)まずルーターを導入(2)家のあちこちでWi-Fi速度を計測(3)電波が弱い部屋や場所があれば必要に応じてメッシュ中継機を買い足す――という効率化が図れる。

ステイホームでは快適な暮らし方が課題だ。ルーターの置き場を変えるだけで、それが実現できるかもしれない。

◇  ◇  ◇

前時代の規格でないか確認

Wi-Fiの規格はおおむね5年ごとに新しくなっている。現在最新のWi-Fi6が2019年に策定された際、世代を表す新名称が2世代前のWi-Fi4まで付けられた。だが1から3は設定されなかった。前時代の規格ということだ。

Wi-Fi4以降なら今の使用にも耐えうるという目安になる。ただ19年の新名称が始まる前に購入した場合は表示方法が異なる。たとえばWi-Fi4は「11n」、Wi-Fi5は「11ac」、Wi-Fi6は「11ax」となる。買い替え時にはこれらの規格表示を参考にしてほしい。

(家事ジャーナリスト 山田 亮)

[NIKKEIプラス1 2021年8月21日付]

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

関連企業・業界

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_