夏にぴったり「バジルペースト」 パンやパスタに万能
さわやかな香りが夏にぴったりなバジルは、ハーブの一種。育てやすいので、自宅で栽培している人も多いかもしれません。ピザやパスタなど、イタリア料理によく使われます。生のまま食べられ、添えるだけでも味のアクセントになりますが、今回は、味のベースになるペーストにしてみました。パンに塗って焼いたり(写真)、パスタのソースにしたりするほか、とり肉や白身魚にのせて焼くなど、いろいろな料理に活躍します。
バジルのペーストやソースには、ふつう、松の実を入れてコクを出します。このレシピでは、手に入りやすく、手ごろなクルミを代わりに使いました。
このレシピでのできあがり量は、約150ml(220g)。冷蔵で4~5日、日もちします。空気にふれるとやや黒っぽくなりますが、食べても問題ありません。混ぜればまた色が戻ります。
・バジル(生)4パック(80g)
・クルミ(ローストずみ)60g
・ニンニク2片(20g)
・オリーブ油大さじ5(75ml)
・塩小さじ1/3
・こしょう少々
作り方(調理時間15分)
(1)バジルは洗って水気をきり、茎と葉に分ける。
(2)バジルの茎、クルミ、ニンニクをクッキングカッターなどで細かくする。
(3)バジルの葉を加えて、さらにカッターにかけ、なめらかにする。
(4)オリーブ油を混ぜ、塩、こしょうを加えて混ぜる。
ひとくちメモ
キッチン菜園のすすめ マグカップなどに水を入れ、バジルの枝(下のほうの葉はとり除く)を葉が水につからないようにさして、風通しのよい明るい場所に置きます。白く長い根がたくさん出たら、土に植えかえます。乾燥が苦手なので、乾いたら水やりをたっぷりと。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2021年8月7日付]
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