白・黒デニム、差し色でグッとおしゃれに
デニムといえば、インディゴ染めのきれいな藍色が一般的ですが、白と黒の人気も久々に復活しているようです。白黒デニムをおしゃれにはきこなすには、また別のワザがあります。それが、インナーで差し色をすることです。
白デニムは上着を黒にして、インナーにきれいな差し色をすれば、粋な「フレンチアイビー」風のたたずまいになります。一方、黒デニムには黒の上着は禁物。別の素材の黒の上下をあわせると、ちぐはぐなセットアップのように見えてしまいます。上着にはチェックやヘリンボーンなどの柄物が合うのです。差し色を意識すれば、ついモノトーンに走って無味乾燥になりがちな装いが、グッとおしゃれになりますよ。
【記事はこちら】白黒デニム、モノトーンでは色気不足 大人は1色プラス
ヴィンテージデニム入門 まずはリーバイスの「501」を目利き
大人のデニムの楽しみ方のひとつにヴィンテージがあります。業界では、1990年代以来のブームといわれていますが、初心者が手を出すのは難しそうですよね。ひとくちに古着、ヴィンテージといっても玉石混交だからです。そこでヴィンテージに詳しい、メンズファッションディレクターの西口修平さんに手ほどきをお願いしました。
西口さんは「入門用」としてリーバイスの「501」をすすめます。長年作られ続けているリーバイスの顔ですが、なかでも注目は「66前期モデル」。タブや縫い目など、細かい目利きのポイントと、はきこなすコツを聞きました。
【記事はこちら】デニム代表・リーバイス501 ヴィンテージの見方とは

気鋭のデザイナーのデニム 日・英・仏・伊で「発掘」
デニムの本場は米国ですが、デザイナーが生産まで手がける「工房」のようなブランドも世界にはたくさんあります。例えば、日本のAUBERGE(オーベルジュ)は、デザイナーの小林学さんが立ち上げたブランドです。そのデニムの代表モデルPHIL MENPU(フィルメンプ)は、1940年代のヴィンテージデニムに触発され、腰回りなどのバランスをアップデートした1本といいます。
日本、英国、フランス、イタリアの気鋭のデザイナーのこだわりを反映したデニムの代表作を集めました。ひと味違う大人の1本が見つかるでしょう。
【記事はこちら】デニム通が教える 日・英・仏・伊の「傑作」パンツ
高級ブランドの高価な1本、どこが違う?
もとは労働者の作業着として広まったデニムですが、いまでは高級ブランドでもそれぞれ独自の味つけをしたデニムを売り出しています。例えば、エルメスや高級スーツ生地で知られるイタリアのロロ・ピアーナ、フランスの高級紳士靴ブランドのベルルッティなどなど……。
デニムとしては高価な1本には、どんなこだわりがあるのでしょうか。靴やスカーフなど、それぞれのブランドを象徴するアイテムとデニムを合わせる、遊び心あるコーディネートとともに紹介しています。
【記事はこちら】エルメスの「隠し味」は… こだわりの名門デニム4選

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