日本や世界では今後、ほかにどのような宇宙探査が計画されていますか。

はやぶさ2は試料の入ったカプセルを切り離した後、別の小惑星に向かっています。次に向かうのは「りゅうぐう」よりさらに小さい小惑星で11年後に到着する予定です。試料を持ち帰ることはできませんが、カメラなどの観測装置で詳しく調べる計画です。

また今年は、米国や中国が昨年に打ちあげた探査機が相次いで火星に着陸する予定です。過去に火星にいた生物の痕跡が見つけられるのではないかと期待されています。

日本も火星を回る衛星「フォボス」に着陸して試料を持ち帰る「MMX」を24年に打ち上げる計画です。

ちょっとウンチク

資源開発や衝突回避に期待も

小惑星探査は日本に続いて米国も実施中で、世界的に関心が高まっている。これは科学研究以外にも大事な目的があるからだ。

ひとつは小惑星に眠る資源の利用。小惑星には金属が豊富なタイプや水を多く含むタイプなどがある。こうした資源を地球から運ぶのではなく、宇宙で採掘して利用できれば宇宙開発のコストを大幅に下げられる。

もうひとつは小惑星の衝突から人類を守ることだ。恐竜の絶滅は小惑星の地球衝突が原因と考えられている。こうした危機を避けるために地球に衝突しそうな小惑星を調べ、軌道を変える研究も重要だ。(編集委員 小玉祥司)

■今回のニッキィ
 奥村 彩香さん コンサルティング会社に勤務。東京五輪で大会ボランティアとして通訳を務める予定。新型コロナで今夏に開催できるか不透明だが「できるといいなあ」と気をもんでいる。
 大友 由美さん クラウドファンディングの会社勤務。在宅勤務が増え、時間に余裕ができたので以前習っていたフランス語の勉強を再開した。「バレエやオペラの本を原書で読めるようになりたい」

[日本経済新聞夕刊 2021年1月25日付]

「ニッキィの大疑問」は原則月曜掲載です。


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