海外留学の経験者に期待

日本企業が海外に挑戦するには、海外経験のある日本人を採用すべきだと力説する。注目するのは海外に留学している学生だという。

サンスターでは海外経験のある人を積極的に採用しました。「ボストンキャリアフォーラム」という日本人の留学生向けにリクルート活動をする場所があります。日本の超大手企業が出展するなか、サンスターもブースを出すなど年間5~6人は採用しました。「日本には海外文化を知る人が少ない」とよく言われますが、よく探せば結構いるんですよ。

こうした採用を進めたのは、日本の企業がもっと海外に目を向けるべきだと考えているからです。これからはもっと必要になるでしょう。日本市場は経済的にも人口的にも今後大きく伸びるとは想像しにくい。日本の国内総生産(GDP)は世界で3位ですが、これからも大きく伸びる市場ではありません。しかし、世界に目を向ければ成長の余地は大きい。こちらを攻めるべきです。

そのためには人材が重要です。言葉の壁がないだけでなく、相手の文化を理解して心に入り込める人が必要になります。日本にそういう人はあまりいないというけれど、日本から海外に留学している大学生は年間10万人を超えているそうです。そういう人が会社に入れば、言葉だけでなく文化の壁も少しは下がるのではないかと思います。

実は私の妻もそうした海外経験を経てサンスターに入社した一人でした。日本人ですが、海外の生活が長いのでグローバルマインドを持っているんです。彼女も米国でビジネスの授業をとった経験があり、私のビジネスを全面的に応援してくれています。

[日経産業新聞 2019年8月9日付]

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