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欧米人観光客、寒さもなんの おもてなしのヒント 外国人の不思議(2)

2014/2/12

夏が過ぎてもノースリーブに半ズボン姿、木枯らしが吹いても薄手のシャツ1枚――。こんな欧米人旅行者をみかけたことのある人は多いだろう。欧米に旅行した際、乗り物内や建物内の冷房が強すぎて、「これじゃ風邪ひいちゃう」とぼやいた経験のある人はいないだろうか。欧米人と我々では気温の感じ方が違うのか。その辺を知ることが、案外、ホスト国として2020年東京五輪を成功させるカギの1つとなるかもしれない。

■ブルターニュの海水浴

東京が雪に見舞われた今月4日。昼時のオフィス街を歩いていると、日本人のサラリーマンやOLに交じって歩く1人の白人サラリーマンが目に留まった。白人だからというわけではない。雪が降る寒さだというのに、ノーネクタイのワイシャツの上にブレザーを羽織っただけという軽装。分厚いコートやダウンジャケットなどの防寒着に身を包んだ周りの日本人とは対照的だった。

もちろん、欧米人全員が薄着というわけではない。真冬の日本では、欧米人といえども外出の際は完全防寒という人がほとんど。しかし、欧米人と日本人の体感温度の違いが表れるケースがけっこうある。

フランス人と結婚し、現在は家族でパリに住む日本人女性T子さんはこう話す。「夫とは同じベッドで寝ていますが、掛布団は別々です。私は日本製の分厚い羽毛布団ですが、夫はイケアで買ったやや薄手のもの。さらに、夫は寝るときは素っ裸。私は寒いので、長袖長ズボンのパジャマを着て、さらにユニクロの腹巻を巻いて寝ます」

T子さんはさらにこう続ける。「夏休みに家族で、(フランス北西部の冷涼な気候の)ブルターニュに海水浴に行ったときでした。フランス人はみな平気で泳いでいたのですが、私は寒くて海に入れませんでした。ちなみに2人の子供は喜んで泳いでいたので、子供たちは夫の体温を受け継いだのでしょう」

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