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アメリカ人を太らせたあの政策 外国人の不思議(1)

2014/1/10

日本を訪れる外国人旅行者数は昨年、初めて1000万人を超えた。都会や観光地では珍しくなくなった外国人の姿だが、体つきも文化も異なる日本人からすると、不思議に思うことがまだまだある。欧米人はなぜあんなに太っているのか、なぜ寒いのにTシャツ姿で平気なのか……。謎の数々に迫ってみた。

■沈むアトラクションのボート

おそらく日本人にとって一番びっくりなのは、欧米人の肥満ぶりだろう。とくに際立つのは米国人。最近は日本でもお腹の出たメタボな人が増えているが、米国人の肥満ぶりは質量ともに異次元だ。

例えて言うなら、体重150キロぐらいの相撲取りや、巨大な洋梨のような体型の人が普通に歩いている。日本では見かけなくても、米国旅行、あるいはテレビで米国のニュース映像を見たとき、思い当たる節のある人は多いだろう。

こんなエピソードをご存じだろうか。ディズニーランドの本家、米国カリフォルニア・ディズニーランドは2009年、老舗の人気アトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」を1年かけて大改装した。

ミシェル・オバマ米大統領夫人(右)は子供の肥満防止のキャンペーンに取り組んでいる(ゲッティ=共同)

表向きの理由は、設備の老朽化。だが真相は、肥満客のせいで客を乗せたボートが沈み、船底が引っ掛かってボートが立ち往生する事態が頻発したためと言われている。

大改装の狙いは、水路を深くし、かつボートの浮力を強化し、肥満客が大勢乗り込んでも滞りなくアトラクションを運営することにあったという。

他にも米国では、航空会社が肥満客の搭乗を拒否してニュースになったり、サンフランシスコ市が体重による雇用差別を禁止する条例を制定したりするなど、肥満が深刻な社会問題となっている。

ミシェル・オバマ大統領夫人は就任以降、子供の肥満撲滅のため、「Let’s Move」と銘打った大々的なキャンペーンを展開している。

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