緊急事態宣言の早期解除が見送られ、日本経済の先行き不透明感はますます強まっています。飲食・旅行業などへの影響は深刻で、景気の二番底への懸念も高まりつつあります。「幕末・維新から明治・大正期にかけ多くの経済・社会的危機に直面した渋沢栄一(1840~1931)のノウハウは現在でも応用できる」と説くのが関西大学の木村昌人客員教授。木村教授は近代経済史、グローバル経済などの視点から研究しており、渋沢の著書「論語と算盤(そろばん)」に現在のビジネスパーソンに役立つ言葉も少なくないといいます。
コロナ禍、渋沢栄一ならどう対処したか
2021/2/8
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