2030年には、世界で電気自動車(EV)を中心とする電動車が普及するとの見方があります。政府は脱炭素化へ向け、2030年代半ばまでに新車すべてをEVや、HV(ハイブリッド車)、PHV(プラグインハイブリッド車)などに切り替える方針を示しています。CASE(コネクティッド、自動運転、シェアリングサービス、電動化)革命のなかで、車の部品点数は大幅に減り、自動車業界のピラミッド構造にも大きな変革が待ち受けます。ナカニシ自動車産業リサーチの中西孝樹代表は、国境を越えたサプライヤーの大再編は不可避と指摘します。
電動車普及で部品メーカー消滅? 海外勢と提携に活路
2021/2/10
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