常識通用せず? グーグルも陥った「激動期トラップ」

水素ステーションの整備はなかなか進まない
水素ステーションの整備はなかなか進まない
新型コロナウイルスの感染終息に歯止めがかからず、再拡大の動きすらあります。コロナ禍で、私たちを取り巻く環境は大きな転換期を迎えているようです。変革の時代は明日をも見通せない半面、過去には革新的なイノベーションが生まれたケースも少なくありません。企業の経営戦略に詳しい一橋ビジネススクールの楠木建教授は「これまでの常識は一切通用しないという『激動期トラップ』が、経営判断を誤らせる」と指摘。時代の変化に淘汰されかねないという危機意識が、新技術などへの過度な期待を抱かせると戒めています。