「アニソンブームを越えて」をイッキ読み
バンダイナムコアーツ 副社長 井上俊次氏
幅広い人気を集める「アニメソング(アニソン)」ビジネス。その立役者の一人、バンダイナムコアーツの井上俊次副社長は1970年代にロックバンド「レイジー」で一世を風靡した経験の持ち主です。自らの半生とアニソンの歴史を振り返ってもらいます。
幼少の頃に自宅前で(大阪市住吉区)
中学校では野球部に入部。ポジションはピッチャーだった
助っ人のつもりでレイジーに加入した(1977年のデビュー当時、左から2番目が井上氏)
井上俊次氏が参加したロックバンド「レイジー」は1977年にデビューした
本人たちの意に反し、レイジーはアイドル路線を進んでいく(右から2番目が本人)
【6】デビュー曲は悔しさだらけ レコード売れずに落ち込む
「「Hey! I Love You!」は作曲が馬飼野康二氏、作詞が森雪之丞氏だった=ソニー・ミュージックダイレクト協力
振り付けが追加されるなどアイドル路線のヒットには困惑もあった(ソニー・ミュージックダイレクト提供)
日比谷野外音楽堂でのライブには大勢のファンが詰めかけた(1978年)
1981年2月18日に解散宣言をして、記者会見に臨んだ(右から2番目が井上氏)
トライアングルプロダクションを離れ、新しい事務所「I.T.Iハウス」を設立した