アイドル路線で人気絶頂 一段落して芽生え始めた疑問バンダイナムコアーツ 副社長 井上俊次氏(8)

人気が一段落すると、アイドル路線のレイジーに疑問を抱き始めた。

絶頂期は翌日までに覚えなければいけないドラマの台本や新曲の練習で頭がいっぱい、いっぱい。何も考える余裕がありませんでした。ところが、少しずつ時間に余裕が出てくると、ぼくらも色々と考えるようになります。

ぼくらとほぼ同時期に、サザンオールスターズさんや「ロック御三家」のCharさん、原田真二さん、世良公則&ツイストさんがデビューしていました。彼らは自分たちで曲を作り、詞を書いて活躍していた。

一方、レイジーで世の中に知られていた楽曲は、誰かから与えられた作品ばかり。楽屋でゴダイゴさんや世良さんと一緒になると「君たちせっかく演奏が上手なのに、いつまでもそれでいいの?」と聞かれるんですね。それでぼくらは「そっか。そうだよな」と気づいていく。

そんな時に、事務所からある音楽プロデューサーを紹介されました。後に作家になられる伊集院静さんです。

[日経産業新聞 2018年7月30日付]

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