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バードウオッチング 初心者も楽しめる公園トップ10

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NIKKEI STYLE

渡り鳥が飛来し始める季節。自然に親しむのに加え、野鳥観察もできる公園巡りはいかがだろうか。日本にはアカコッコやヤンバルクイナなど固有の野鳥もたくさん生息する。初心者も家族や友人と一緒に散策や野鳥観察を楽しむのにお薦めの施設を専門家に選んでもらった。

1位 三宅島自然ふれあいセンター(東京都三宅村) 760ポイント

日本の固有種にあえる

 三宅村による村営の自然観察施設。同センターの「アカコッコ館」は野鳥公園の中心施設で、観察コーナーなども備え水場にやってくる鳥を望遠鏡で見ることができる。年間260種類の野鳥を堪能できる。伊豆諸島とトカラ列島のみで繁殖するアカコッコやイイジマムシクイなど、鳥や自然は「世界的にも注目されている」(安西英明さん)。
 日本野鳥の会(東京都品川区)の職員で、自然環境を調査し来園者に解説する「レンジャー」が常駐し、観察会が開かれている。火山ガス放出は今も続くが、7月から立ち入り禁止・危険区域以外は火山ガスマスクは原則不要になった。(1)www.wbsj.org/sanctuary/miyake/(2)午前9時~午後4時半。月曜日※と年末年始(12月29日~1月3日)(3)200円(4)東京から船と飛行機がそれぞれ1日1便ずつあり。
2位 谷津干潟自然観察センター(千葉県習志野市) 750ポイント

シギやチドリ、四季折々110種

 東京湾の最奥部に広がる約40ヘクタールの干潟にあり、周辺は自然生態観察公園として整備されている。北と南の国を行き来するオオソリハシシギなど渡り鳥をはじめ魚や貝、カニなどたくさんの生き物を四季を通じて観察、学習できる施設。年間に約110種類の野鳥が訪れる。
 「シギやチドリを観察できる名所。センターの施設は充実しており、閲覧資料が豊富で、望遠鏡の数も多い」(松田道生さん)、「茶屋でコーヒーを飲みながら、セイタカシギの姿を楽しむことができるのは全国広しといえども、ここだけでは」(五百沢日丸さん)。(1)www.yatsuhigata.jp/(2)午前9時~午後5時。月曜日※と年末年始(12月28日~1月1日)(3)360円(4)JR京葉線の新習志野駅や南船橋駅からそれぞれ徒歩20分など。
3位 東京港野鳥公園(東京都大田区)740ポイント
 

休憩しながら眺める

 東京都中央卸売市場に隣接する都立の公園。放置された埋め立て地によみがえった自然に市民が気づいて行政が応え、「先駆的な事業として里山から干潟に至る多様な自然を復元した」(安西さん)。シギやチドリ、カモといった水鳥や小鳥、オオタカなど数多くの野鳥が訪れ、トンボやチョウ、バッタなど様々な昆虫がすみつく。
 芝生広場やネイチャーセンターにはベンチとテーブルがあり、自然観察を楽しみながらゆっくり休憩できる。淡水と、淡水と海水が入り交じった汽水と「両方の水辺の鳥が観察できる」(中村友洋さん)。今年は11月17日に入園無料でフェスティバルを開く。(1)www.wbsj.org/wbsj-blog/yachoukouen/(2)2~10月午前9時~午後5時、11~1月午前9時~午後4時半。月曜日※と年末年始(12月29日~1月3日)(3)300円(4)JR大森駅からバスで野鳥公園、東京港野鳥公園下車、または品川駅からバスで大田市場北門下車、それぞれ徒歩5分。
4位 根室市春国岱原生野鳥公園ネイチャーセンター(北海道根室市) 590ポイント

迫力あるオジロワシ

 300種超の野鳥が集まる。「風蓮湖では冬にオジロワシの迫力ある姿が見られる」(中村さん)(1)www.marimo.or.jp/~nemu_nc/workn/(2)午前9時~午後5時、10~3月は午後4時30分閉館。水曜日(祝日の場合はその翌々日)と祝日の翌日、年末年始(12月30日~1月5日)(3)無料(4)根室中標津空港からバスで東梅下車。徒歩2分。
5位 加賀市鴨池観察館(石川県加賀市) 530ポイント

トモエガモの越冬地

 片野鴨池には20種以上のカモやガンの仲間がやってくる。「絶滅危惧種のトモエガモの国内最大の越冬地。夕暮れに帰ってくるマガンやヒシクイの群れは圧巻」(大西敏一さん)(1)park15.wakwak.com/~kamoike/(2)午前9時~午後5時。無休(3)310円(4)周遊バス「キャンバス」でJR加賀温泉駅から約30分、鴨池観察館下車。
6位 ウトナイ湖サンクチュアリ ネイチャーセンター(北海道苫小牧市) 520ポイント

野鳥保護の原点

 渡り鳥の中継地。「野鳥保護の歴史がここから始まった」(安西さん)(1)park15.wakwak.com/~wbsjsc/011/(2)土日祝日の午前9時~午後5時。平日休み。年末年始は変更も(3)無料(4)新千歳空港からバスでネイチャーセンター入口下車。徒歩約15分。
7位 ハチゴロウの戸島湿地野鳥観察棟(兵庫県豊岡市) 440ポイント

コウノトリ親子を見守る

 「春はコウノトリの親子を棟から観察できる。ヒナに給餌する様子に感動」(久下直哉さん)(1)wac-s.net/modules/hachi560/index.php?cid=11&start=5(2)午前9時~午後5時。火曜日※と年末年始(12月28日~1月3日)(3)無料(4)JR城崎温泉駅下車。徒歩約15分。
8位 葛西臨海公園鳥類園(東京都江戸川区) 400ポイント
淡水や汽水の池、林や草地を人工的に造り、豊かな自然環境を再生した。ウォッチングセンターからは四季を通じ、イソシギやカイツブリなど様々な野鳥を見られる。
 「東京湾岸で山の鳥と水辺の鳥が両方楽しめる貴重な場所」(中村さん)(1)choruien2.exblog.jp/i0/(2)午前9時15分~午後4時30分。年末年始(12月29日~1月1日)(3)無料(4)JR京葉線の葛西臨海公園駅下車。
9位 漫湖水鳥・湿地センター(沖縄県豊見城市) 370ポイント
国場川と饒波(のは)川の合流地点に形成された河口干潟。シギやチドリの重要な渡来地で、マングローブに集まるアマサギなど多くの水鳥が生息する。「干潟に来る野鳥は多く、那覇に行ったらぜひ寄りたい場所」(五百沢さん)(1)www.manko-mizudori.net/(2)午前9時~午後5時。月曜日※、慰霊の日(6月23日)、年末年始(12月29日~1月3日)(3)無料(4)沖縄都市モノレールの奥武山公園駅から徒歩約15分。
10位 福島市小鳥の森(福島市) 340ポイント
阿武隈川に面する丘陵部に位置する標高60~230メートルの里山。3つの散策コースがある。今年11月2日に開園30周年の記念イベントがある。「夏はキビタキ、冬はツグミやジョウビタキ、1年を通じてアオゲラなどを見られる」(簗川堅治さん)(1)f-kotorinomori.org/(2)午前8時30分~午後5時。月曜日※と年末年始(12月29日~1月3日)(3)無料(4)JR福島駅から文知摺(もぢずり)行きバスで岡部下車。徒歩約30分。

 表の見方 数字は選者の評価を点数にした。野鳥が観察できる公園や湿地、森などの名称と主な施設名、(1)施設のホームページなど(頭のhttp://は省略。記事中のリンクは掲載時のものです)(2)施設の開業時間。休業日、※は休業日が祝日や記念日の場合その翌日休み(3)大人料金(4)主なアクセス、写真は各施設や施設を運営する団体の提供。

レンジャーが手ほどき

ランキングには自然に親しみやすく整備された施設が並んだ。環境の保全や教育に取り組む「レンジャー」が常駐しているところも多く、観察会を開いたり、案内してくれたりするところもある。

また、遊歩道などが整備され、望遠鏡が備え付けてあるところも多く、手ぶらで訪れても十分、堪能できる。野鳥が集まるところは魚のほか動植物も豊か。近所の公園とはまた違う風景を楽しんではいかがだろうか。

  ◇  ◇  ◇  

 調査の方法 野鳥や野鳥観察に詳しい専門家に、初心者が野鳥観察を楽しめる観察施設がある公園、森、湿地、湖沼などを中心に、環境を学び戸外での運動を楽しめる施設も入れ順位をつけて選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)

 安西英明(日本野鳥の会主席研究員)▽五百沢日丸(野鳥写真家)▽大西敏一(バードコンサルタント)▽叶内拓哉(野鳥写真家)▽久下直哉(ワイバード専属ガイド)▽戸塚学(写真家)▽♪鳥くん/永井真人(ミュージシャン)▽中村友洋(文一総合出版 BIRDER編集部)▽松田道生(野鳥研究家)▽簗川堅治(日本野鳥の会やまがた代表)

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