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オンライン会議で失敗しない作法 マナーのプロが指南

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NIKKEI STYLE

新型コロナウイルス対策で発令された緊急事態宣言が39県で解除されても、テレワークは引き続き推奨され、オンライン会議をする機会が日常化することは確実だ。新しい仕事のスタイルでのコミュニケーションのテクニックを、マナーのプロにレクチャーしてもらった。

「オンライン会議のコミュニケーションはかなり高度です。会って話すほうがずっと楽」と、マナー研究家の住友淑恵さんは、コロナ問題が起きる前から自身のレッスンをオンラインでも行ってきた経験から話す。表情がわかりづらかったり、会話の間(ま)がとりづらかったりすることで、予期せぬ誤解も起きかねない。

「マナーは相手への気遣いであり、自分自身を大切にすることでもある」と語る住友さんは「初対面の人との画面越しの会議であっても、『また会いたい』と思ってもらえることをゴールに考えるといい」とアドバイスする。心構えとしては「自分がテレビキャスターになったような気分で、人に見られている意識でのぞむ」ことをすすめる。

ポイント1. 画面に映る自分の姿を事前にチェック

パソコン画面では「左右にずれるほど太く見える」ため、自分の顔が画面の中央に入るように意識して、会議が始まる15分前からスタンバイする。

特にノートパソコンの場合は目線が下にいき「二重顎になりがち」なため、パソコンの下に本などを置き、目線が画面とまっすぐになるよう調整する。

「自分の映った姿を事前にチェックすることで、自信をもって会議にのぞめることが円滑なコミュニケーションのための第一歩」と住友さん。女優らへの振る舞い指導をしているなかで「成功している人は必ず自分がきれいに見えるよう、あらかじめ確認している」姿を垣間見ての心強い助言だ。

ポイント2. 語尾ははっきり、間は3秒

いよいよ会議がスタート。パソコンのマイク越しでの会話で、伝えたいことを明確に伝えるには、まずは語尾をはっきりとするように気をつけよう。「語尾が消えてしまうと、自信がなさそうにみえる」こともビジネスでは要注意だ。

さらに、話す際にタイムラグが生じることが多いオンライン会議では、間の取り方が、普段の会話よりも大事になる。「対面で話すときよりも多めの3秒くらい間をとると、会話がスムーズになり、落ち着いた雰囲気で品格もでる」そうだ。

上半身しか映らないオンライン会議では口元も見られがちだ。話を聞いている最中にぽかんと口を開けると「だらしない印象になる」とのことで、「他人の話を聞いているときはもとより、自分が話すときには、一言ごとにキュッと口を閉じるよう心がけましょう」。

ポイント3. 目線は画面に真っすぐに

「目は『心の鏡』といわれ、自分の内面があらわれやすく、相手からの信頼感を得るかどうかの大事なパート」とのこと。「白目を相手に見せることは不信感につながるので、目を上下や左右にキョロキョロと動かさず、真っすぐに画面を見ている」ことがポイントとなる。

「画面越しであっても黒目がきちんと相手に見えていると、相手は安心し、話しが円滑に進みやすい」

とはいえ、オンライン会議では集中力が長続きせず、せいぜい15分くらいが限界だという話もある。そのため、どうしても横を向きたいときには「目だけで横を見るのではなく、体ごと横を向くように」とアドバイスする。

ポイント4. 脇をしめ、手の動きは胸下で

上半身しか映らない画面での会話だと、声だけでは不安で、手ぶりで相手に伝えたいと思う人もいるだろう。しかも、いつもよりも大きな動きで。ただ、「手を高く振り上げると幼稚にみえる」とのこと。

「脇をしめて、胸から下の位置で手を動かすようにすると、大人のプレゼンテーションになります」

画面越しのアピールには、手を使うことに加えて「イヤリングやブローチといった、ワンポイントでいいのでアクセサリーなど、上半身や顔周りが華やかになるものをつけておくと、より効果的」だそうだ。

ポイント5. 肌には艶と立体感を

筆者の最初のオンライン会議での感想は「モニターに映る自分の姿が、なんだか冴えない感じ」だった。それもそのはず(?)照明の暗さや、2次元であるためにフラットに映ることもあって「モニター越しだと5歳は老けて見える」と住友さん。

オンライン会議時のメーキャップのポイントは、肌に艶と立体感を作ること。自宅でファンデーションを塗らない生活をしていても「おでこや眉毛の下、目尻、鼻先、顎下といった、骨が出ている高い部分にハイライトを入れるだけでもしてほしい」。

また、髪の毛で顔を覆うと、画面上で暗い印象になるため、サイドを耳にかけたり、後ろで束ねたりするなど、すっきりと見えるように工夫する。

番外編 オンライン飲み会でのテクニック

会議だけでなく、飲み会もオンラインで行われることが普通になりつつある、今日このごろ。フランクな場でのテクニックについても住友さんに聞いたところ、「グラスを顔の近くに持ってくると、ガラスの輝きが顔に反映し、きれいにみえる」のだという。名付けて「キラキラの法則」。

また、明るい色の口紅をつけたりトップスを着たりすると、色のパワーで華やかな印象になる。

なお、住友さんが実際にオンライン飲み会を行った際に「ダラダラと飲んでいるだけでは、盛り上がらなかった」との経験から「たとえば『最近、買った一番高いものは何?』といった、たわいのないことでいいので、何かしらのテーマがあったほうが、互いにコミュニケーションがとりやすい」そうだ。

ぜひ、お試しあれ!

住友淑恵
マナー研究家、マナーサロン主宰。日本女子大学在学中からマナー評論家でハクビ総合学院名誉学長もつとめた酒井美意子さん(故人)の直弟子で民間団体「マナー文化協会」代表理事だった石井洋子さん(同)に師事し和洋正統マナーを学ぶ。現在は、中学生と小学生の男児を育てながら、サロンでのレッスンや企業研修、女優への振る舞い指導などで活躍する。公式サイトhttp://sumitomo-yoshie.com

(編集委員 木村恭子)

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