原料や製法にこだわり

ヨーグルトに含まれる乳酸菌などには、整腸作用や感染予防といったさまざまな働きがあるとされている。ヨーロッパでは「おなかの調子を整える薬」として販売されていた時期もあるという。

その歴史は古く、紀元前5千~6千年ころ、東地中海で誕生したのではないかといわれる。シルクロードを通じて中央アジアなど各地に広がり、日本には6世紀ごろ仏教と共に伝わったという。ランキングには原料となる牛乳や乳酸菌、製法などにこだわった品々が並んだ。

乳酸菌にはたくさんの種類があるので、いろいろ試して「おなかの反応を確認しながら、自分に合ったものを見つける」(日本乳業技術協会の細野明義理事長)とよい。毎日継続して食べたいが、体によいからといってとりすぎは禁物。カロリーオーバーになってしまうためだ。大人なら1日100~200グラムを目安にしよう。

総務省の家計調査によると、2012年の一世帯当たりのヨーグルトの平均支出額は1万269円で、前年比18%増。健康への関心の高まりを背景に、機能性や食感などに特徴のある商品が続々と登場している。

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調査の方法 全国の百貨店・量販店や取り寄せで購入できるヨーグルトから専門家の推薦などで23商品を候補に選び、実際に試食して選んでもらった。選者は次の通り(敬称略、五十音順)。

岩谷貴美(フードジャーナリスト)▽かおる(「腸美人の水切りヨーグルトレシピ」著者)▽畔田隆弘(三越伊勢丹銀座店食品営業部マネージャー)▽下井美奈子(スイーツコーディネーター)▽中島眞介(ホテルニューオータニ調理部長)▽西祐子(「デパチカドットコム」主宰)▽藤原浩(日本フードアナリスト協会常任理事)▽細野明義(日本乳業技術協会理事長)▽村瀬美幸(「ザ・チーズルーム」主宰)▽鎧塚俊彦(「Toshi Yoroizuka」オーナーシェフ)

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