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クリエイティブプレイスの中村雄斗社長

クリエイティブプレイスの中村雄斗社長

税別490円の「入館料」を払えば、日本酒を原価で飲める「日本酒原価酒蔵」。約50種類の日本酒を半値以下で飲めることが受けて、リピーターが急増。2015年4月の1号店を出店してから5年もたたずに、店舗数は20店を超えた。運営するクリエイティブプレイス(東京・品川)の中村雄斗社長は「日本酒の価値を世界に発信する」と意気込む。

――起業はいつから考えていたのですか。

「就職活動の時、独立する前提で就活しようと思っていました。大学生だった当時の考え方はベンチャーだったらいつでも入れるが、大手には新卒でしか入れないでしょう、と。まず大手を経験して組織がどのようにまわっているのかを見てから、独立しようと決めました」

「独立するまで働いたのは1年7カ月くらい。よくも悪くもわがままなんです。朝、電車乗るのが嫌だとか(笑)。もともとアルバイトをしていたメンバーと一緒になんかやろうというような話になりました。独立はもちろん怖かったのですが、残って居続ける人生の方が怖かった」

営業には自信 飲食起業選ぶ

――なぜ飲食店だったのですか。

「アルバイトで居酒屋の客引きをしていて、営業には絶対的な自信がありました。コツは声をかける数です。何がフックになるかわからないので、いろんな言葉を投げかける。ちょっとした、ピクってした瞬間とかを見逃さない。例えば、飲み放題の値段で響く人も居れば、『個室』ってワードに響く人もいます」

「あとやっていたのは、『会話の3往復』。人間ってコミュニケーションとるときに、会話を何往復かすると、信頼関係が一気に上がるようです。居酒屋の話でもなんでもいいのでつないでいました」

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