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無理なくできる この夏、我が家の節電術

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NIKKEI STYLE

東京電力をはじめ、電力10社は7月も料金を値上げする。電気の使用量が増えがちな夏に向けて、できるだけ料金を抑えたい。無理せず節電するための方法を1000人に調査し、専門家に具体的な方法などを聞いた。

1位 エアコンと扇風機を併用する 750ポイント
 エアコンは消費電力が大きい。「扇風機を利用すれば、エアコンの設定温度が高めでも快適」(埼玉県の女性、35)。無理のない範囲でエアコンを消し、扇風機を使えば消費電力の50%を削減できる。
2位 テレビを見ないときは消す 739ポイント
 省エネモードにし画面の明るさ(輝度)を下げ、必要なとき以外は消せば、2%の節電効果がある。「テレビを見ないときは消す。好きなドラマだけ見る」(千葉県の女性、66)
3位 冷蔵庫の開閉を控える 611ポイント
 冷蔵庫の扉を頻繁に開閉すると庫内温度が上がる。「中に入っている物をメモしてキッチンに置いておく」(愛知県の女性、53)など開閉回数を少なくし、開けている時間も短くする。
4位 部屋の風通しをよくする 579ポイント
 帰宅時など、締め切った部屋の窓を開けて暖まった空気を逃してからエアコンをつける方がよい。
5位 洗濯物はまとめ洗いし回数を減らす 524ポイント
 少量の洗濯物を毎日洗うよりも洗濯機の容量に合わせて回数を少なくした方が効率的。節電よりは節水効果の方が大きい。
6位 熱いものは冷ましてから冷蔵庫に入れる 468ポイント
 熱いものをそのまま入れると庫内の温度が上がり冷やすのに余分な電力を必要とする。
7位 ご飯は炊飯器で保温せず冷蔵庫へ入れる 455ポイント
 4時間以内に食べるなら保温、それ以上なら冷蔵庫へ。1日分をまとめて炊けば2%の節電に。
8位 家電のプラグをまめに抜く 436ポイント
 長時間使わない場合はコンセントからプラグを抜き、主電源を切ると2%の節電になる。
9位 エアコンの設定温度を28~30度にする 415ポイント
 設定温度を2度高くし室温28度で10%の節電。「エアコンをクリーニングしたら高い設定温度でもよく冷える」(大阪の女性、49)
10位 レースのカーテンやすだれで日差しをカット 371ポイント
 窓からの日差しを遮ることで室温の上昇を防ぎ、エアコンの節電になる。10%の節電効果につながる。
11位 家電は主電源から切る 345ポイント
12位 便座暖房や洗浄水の温度を低めに設定 332ポイント
13位 温水洗浄便座のふたはこまめに閉める 329ポイント
14位 冷蔵庫は余裕をもたせ冷凍庫は一杯に 312ポイント
15位 冷感グッズで体を冷やす 281ポイント

 表の見方 数字はその項目を選んだ人数。節電効果は夏の日中、在宅家庭の最大消費電力に対する削減率の目安、資源エネルギー庁推計。

楽しく快適にムダ省く

夏の昼間、家庭で最も電力を使うのはエアコン。使用量の半分以上になるという。調査では冷気を部屋に行き渡らせるため、扇風機を併用するという回答者が多かった。

より効果的に使うには「使用頻度を減らすための環境づくり」(家事・節約アドバイザーの矢野きくのさん)も必要。部屋の風通しをよくするよう家具の配置を見直し、日中はレースのカーテン、すだれなどで直射日光を遮る。月に1度か2度はエアコンのフィルター掃除もしよう。室外機の周囲は風通しをよくし、直射日光を避ける。

手軽に電気代を減らすには大元からの見直しも必要だ。古い家電製品なら省エネ型製品に買い替える。電気を多く使う時間帯を精査し、日中不在にすることが多い人などは、電気料金プランを見直すことで料金を圧縮できる場合もある。独り暮らしや共働き世帯なら検討しやすい。

いずれの場合も無理や行き過ぎた我慢は禁物。エアコンを絶対に使わないなど、極端な方法で熱中症になっては本末転倒だ。家族で楽しみながらできる節電策を考えてはいかがだろうか。

節電できないワケは…

節電の大切さを頭でわかっていても、なかなか実践できないこともある。

その理由を尋ねたところ、「いつも節電を考えて生活するのはストレスになる」(三重県の男性、62)という意見が多かった。

また、「夫の理解がない。すぐ電気をつけっ放しにする。注意してもすぐ忘れる。どうにかしてほしい」(千葉県の女性、62)と家族の協力が得られないという声も寄せられた。家電コーディネーターの戸井田園子さんは「家庭の消費電力を調べ、粘着メモで張るなど情報を共有すると、家族に節電意識をもってもらいやすい」と話す。1カ月で節約できた金額を発表し、「お父さんにはビール、子どもにはアイスなどご褒美をあげてはどうか」(戸井田さん)という。節約をゲーム感覚で楽しめる工夫をしてみたい。

  ◇  ◇  ◇  

 調査の方法 節電の専門家らの意見を聞き、電気料金の節約方法の選択肢を作成。6月中旬インターネット調査会社マクロミルを通じ、取り組んでいる」「取り組みたい」ものを全国の20~60代の男女を対象に調査した。有効回答数は1030、各年代で男女同数。(専門家は以下の通り、敬称略、五十音順)

 ▽戸井田園子(家電コーディネーター)▽野尻雅人(省エネルギーセンター 家庭・地域省エネ普及本部普及総括部長)▽丸山晴美(節約アドバイザー)▽矢野きくの(家事・節約アドバイザー)

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