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ナムコが生んだ大ヒットゲーム「パックマン」のキャラクターを前に微笑む石川氏

ナムコが生んだ大ヒットゲーム「パックマン」のキャラクターを前に微笑む石川氏

2018年6月にバンダイナムコホールディングスの会長を退任した石川祝男氏は、文化の異なるバンダイとナムコの経営統合に誰よりも前向きで、両社の文化融合に尽力しました。石川氏が社員に伝え続けた「元気よく暴走しなさい」というメッセージでした。その石川氏の「仕事人秘録」。最終回となる第19回では、会長を退き、顧問になってからを語ります。

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会長職を退いて時間に余裕ができた。次なる夢は……。

会長を退任して顧問になりました。これまでの人生に全く悔いはありません。自分の時間を持てるのは社会人になって以来です。心配性で、週末に家にいても「週明けにはこの仕事をこうして」と考えて気が休まることがありませんでした。

今は「明日は何をしようかな」と考え、時間に余裕があることを楽しんでいます。上京した時に住んだ街、新婚時代に住んだ街に出かけ、おいしそうな店にフラッと入っています。妻と行くこともあれば、一人の時もあります。

自宅の本棚には料理本がギッシリと詰まっています。料理漫画「将太の寿司」や「美味しんぼ」の最新巻が発売されると、必ず買います。家族に料理を振る舞うこともありますし、もし良い物件があれば「立ち食いソバ屋」をやってみたいとも思っています。

今後は「世界一周旅行」のような大それた計画はありません。しばらくはささやかな目標を立て、妻とガーデニングなどを楽しみたいです。家に池も作ってみたいです。

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