資料整理が失敗する理由 ゴミ屋敷化する書類置き場

「その他」ジャンルが肥大する、ありがちな失態

「分類」と一口に言っても、情報は多様で、明確に仕分けることは困難だと、今さらながら思い知らされた。とはいえ、いったんぶちまけてしまった紙の束を放り出すわけにもいかない。

テキパキ読み込んで、ためらうことなくジャッジして、キッチリと分類。そうできればよいのだが、そこまでの気力もわかない。

「あぁ、この記事か。何だか、懐かしいなぁ」などと、切り抜いた当時の心境を思い出して、だらだらやっているうち、あっという間に西の空があかね色に染まった。

どうにか気分を奮い立たせ、かろうじて大ざっぱに5分野に分けることだけはできた。5分野は次のような分け方になった。

・分野1 新語や言葉の流行、言葉の揺れ、誤解など「日本語(言葉)に関する資料」
・分野2 対人関係を円滑に進めるための様々な取り組みを伝える「対人コミュニケーション関連」
・分野3 私の苦手な、SNSなどネット社会の現状と今後を教えてくれる「デジタル情報関連」
・分野4 この20年にわたって取り組んでいる「カウンセリング心理学関連」
・分野5 その他

結局、分量としては5番目の「その他」が一番多く、「ちっとも、分類できてないじゃん」と突っ込まれても仕方がない。野口先生が説く「整理術」に背くことにもなった。

気がついたら作業開始から約8時間が過ぎて、陽はすっかり沈んでいた。いくら何でも要領が悪すぎだ。後悔が募る。

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8時間を費やした末にたどりついた「整理術」
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