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大学入試センターが開いた大学入学共通テストの説明会に参加する高校関係者ら

大学入試センターが開いた大学入学共通テストの説明会に参加する高校関係者ら

大学入試の仕組みが変わると聞いたわ。英語で民間の試験が使われるらしいけど、問題はないのかしら。大学入試は制度が頻繁に変わる印象があるけど、なぜ改革が必要なのかな。

改革の内容や狙いなどについて、河野美香さん(55)と本多佐知さん(51)が横山晋一郎編集委員に聞いた。

――大学入試はどう変わるのですか?

2021年4月の入学者を対象にした20年度入試から、現在の「大学入試センター試験」に代わる「大学入学共通テスト」が始まります。初回は21年1月で、2日間の日程や出題教科・科目はセンター試験と同様ですが、思考力・判断力・表現力を一層重視する入試を目指します。

大きな変更点は2つです。まず国語と数学で記述式問題が導入されます。国語ではマークシート式問題とは別に出題され、最大80~120字程度の解答が求められます。

もう一つは英語です。通常の試験とは別に6団体が実施する検定試験を活用し、「読む・聞く・書く・話す」という4つの技能を評価します。受験生が高校3年生以降の4~12月に受けた2回までの成績が大学入試センターに登録され、センターが各大学に伝える仕組みです。5割強の大学が利用する予定で、国立では9割を超えます。ただ、合否判定での使用方法は各大学の判断に任されています。

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