忘れ得ぬ体験の旅へナショナル ジオグラフィック日本版

可憐なシロビタイハチクイが小枝でさえずる。 (C) Ariadne Van Zandbergen/Lonely Planet Images

ケニアとタンザニアを含む東アフリカでは、世界最高のバード・ウオッチングができ、双眼鏡を構えた観察者は、まるでお菓子屋に入った子供のようになる。1000種以上のさまざまな鳥がひしめき合い、1日に100種以上を観察することができる。行く先々で、必ず観察リストに新たなチェックが加わる。

広々した平野ではジサイチョウ、ヘビクイワシ、ダチョウ、さまざまな種類のシラサギ、ノガン、ワシ、ハゲワシが暮らす。一方、水辺にははっとするほど美しいフラミンゴ、シュモクドリ、カワセミ、ツル、サンショクウミワシ、レンカクがいる。バード・ウオッチャーにはたまらないこの場所だが、ゾウ、ライオン、スイギュウなどの野生動物の観察にも最高だ。

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■ベストシーズン バード・ウオッチングは通年できる。だが、秋の渡りの時期に行く案も一考に値する。ケニアのツァヴォ・ウェスト国立公園内のングリアを訪ねよう。南へ旅を続ける鳥たちが休む場所を求めて、空から下りてくる。

■所要日数 バード・ウオッチング・サファリは1週間から1カ月までできる。

■旅のヒント 高性能の双眼鏡と東アフリカへ案内してくれるガイドは絶対に必要。医師に抗マラリア薬について聞いておくこと。ナイロビで飛行機を降りたら忘れずにすぐバード・ウオッチングを開始。駐車場を出る前に観察リストの、ムナジロガラス、トビ、ハジロハクセキレイに確認済みの印をつけることができる。

【見どころと楽しみ】
・ケニアのナクル湖の数百万羽を超えるピンク色のコフラミンゴの光景に息をのむ──。キリンやハイエナ、シロサイについてはいうまでもない。
・タンザニアのセレンゲティ国立公園ではシマウマとトムソンガゼルとともに、少なくとも5種のハゲワシをじっくり観察できる。
・夜も野生動物を観察できる。多くのロッジが水場に照明を設置しているので、暗くなってから水を飲みにくる動物を見ることができる。
・キャンプ生活をぜいたくに楽しむなら、1日の締めくくりには正式な夕食―─。たとえば白いテーブルクロス、ウエーター、たっぷりのワインを。たとえテントの中で食べるとしても楽しもう。

(日経ナショナル ジオグラフィック社)

[『いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』を基に再構成]

[参考] 『いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500』(日経ナショナル ジオグラフィック社、7800円[コンパクト版は2940円])では、ナショナル ジオグラフィックならではの美しい写真とユニークな視点から厳選した人生を変えてしまうような500の旅を紹介。http://nng.nikkeibp.co.jp/nng/shop/detail.php?id=265

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]

著者:イアン・アレクサンダーほか.
出版:日経ナショナルジオグラフィック社
価格:2,940円(税込み)

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