忘れ得ぬ体験の旅へナショナル ジオグラフィック日本版

この1週間で探検するのは、カリフォルニア湾、メキシコのバハ・カリフォルニア半島沖に浮かぶエスピリチュ・サント島だ。毎朝カヤックで島の周囲を時計回りに進み、沖の小さな島々、ぎざぎざの海岸線、岬や奥深い湾を巡る。島の西岸は無人ののどかな砂浜が続き、東岸は切り立った崖になっている。

午後は島のトレイルを散策するか、澄みきった湾内でシュノーケリングを。海岸沿いに設置したキャンプで、マルゲリータを飲みながら眺める夕日は格別だ。

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■ベストシーズン 夏は暑くなりすぎるので避ける。10月から12月上旬は水がとても温かく、シュノーケリングに最適。

■所要日数 丸7日間かかる。毎朝3、4時間カヤックをこぐ。

■旅のヒント バハ・カリフォルニア・スル州の州都ラ・パスを出発し、小型モーターボートでエスピリチュ・サント島へ。キャンプ用具と食糧は用意されており、カヤックで移動するときはほかの不要な私物とともに、次の湾までモーターボートで運んでくれる。強い日差しと水面からの照り返しにさらされるので、日焼け対策はしっかりして、じゅうぶんに水分をとる。日焼け止め、水、カメラはカヤックにゴムひもで取り付けられている防水袋に入れることができる。

【見どころと楽しみ】
・この湾には31種の海生哺乳類、さまざまなタイプのカメ、500種の魚類が生息し、またエスピリチュ・サント島には、オグロジャックラビットや小型のジリスなど、そこにしかいない動物を目にすることができる。
・島の北端にはにぎやかなアシカのコロニーがある。この優雅な哺乳類や遊び好きな子アシカとのシュノーケリングは心躍る体験だ。
・浅瀬でカヤックをこいでいると、マンタが寄ってきて、水上に跳ね上がることがある。
・トイレからも絶景を楽しめる。各キャンプ地の仮設トイレは、海を一望できる景色のいい、人目につかない崖にある。
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