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宮島・あなご、三陸・うに 旅の達人おすすめ駅弁ランキング

2012/11/18

 秋の行楽シーズン、鉄道旅行の楽しみの一つが駅弁だ。鉄道や駅弁の専門家におすすめの駅弁を選んでもらった。

<西日本>

1位 あなごめし弁当 宮島口駅(広島、山陽本線) 695ポイント
 日本三景の一つ、安芸の宮島を望む宮島口駅の名物駅弁。1901年(明治34年)の創業以来、変わらぬ味で鉄道客に親しまれている。アナゴのだし汁で炊いたご飯の上に、100年以上継ぎ足し続けるタレに漬けて焼いたアナゴがたっぷりとのる。
 近年は瀬戸内海産アナゴの漁獲量が落ちる中、伝統の味を守るため、国内外の産地を飛び回り、良質のアナゴを確保している。
 「アナゴの焼き具合やたれのうまみ、ご飯にたれが染み込む具合など、ほかではまねができない弁当」(小林しのぶさん)、「数あるアナゴ弁当の中の横綱」(櫻井寛さん)、「レトロな掛け紙も渋くていい味をだしている」(上杉剛嗣さん)
(1)1470円(2)うえの(3)取り寄せ不可。広島三越でも購入できる
2位 百年の旅物語「かれい川」 嘉例川駅(鹿児島、肥薩線) 520ポイント
 ガネと呼ぶサツマイモ入りのかき揚げやタケノコ、シイタケなど地元食材をふんだんに使った素朴で温かみのある弁当。特急「はやとの風」の乗客向けの販売で、事前に引換券を購入して車内で受け取る。土日祝日のみ嘉例川駅でも販売。「文化財にも登録された嘉例川駅の無人駅の風情とともに味わいたい」(矢口正子さん)
(1)1050円(2)森の弁当やまだ屋(3)取り寄せ不可
3位 かしわめし 折尾駅(福岡、鹿児島本線) 450ポイント
 西日本で「かしわ」と呼ぶ鶏肉は、主に北部九州で郷土料理によく使われる。細かく刻んだ甘辛い鶏肉と錦糸卵、ノリの3色のコントラストが印象的な弁当。折尾駅の名物だった、ホームで「べんとー」と声を張り上げる駅弁の立ち売りは昨年に中止。鉄道ファンからは惜しむ声が上がっている。「変わらぬ味で愛され続けている名物弁当」(大庭幸雄さん)
(1)750円(2)東筑軒(3)博多駅などでも販売
4位 ますのすし 富山駅(富山、北陸本線) 390ポイント
 駅弁として全国的な知名度がある富山の郷土料理。身が締まり、脂がのったマスを使い、独自の合わせ酢が上品な風味を引き出している。すしを包むササの香りもさわやか。「2段重ねの特盛りタイプもあり、たっぷり食べられるのがうれしい」(福岡健一さん)
(1)1300円(2)源(3)取り寄せ可(電話076・429・3100)、東京駅や大阪駅などでも販売
5位 しゃもじかきめし 広島駅(広島、山陽新幹線) 335ポイント
 宮島の名産品のしゃもじをかたどったユニークな弁当箱。中身は煮カキにフライ、ユズ味噌あえなど、広島産カキをたっぷり味わえる。9月末~3月の限定販売。「東北や北海道のカキの駅弁より薄味で、西の味付け。ご飯もカキのうまみが染み、あっさりしている」(塩入志津子さん)。
(1)1050円(2)広島駅弁当(3)取り寄せ不可
6位 鮎屋三代 新八代駅(熊本、九州新幹線) 330ポイント
 焼きアユのだし汁で炊いたご飯にアユの甘露煮がのる。(1)1100円(2)みなみの風(3)一部地域除き取り寄せ可(電話0965・39・5150)
7位 ひっぱりだこ飯 西明石駅(兵庫、山陽本線) 280ポイント
 たこつぼ風容器に県産タコやアナゴが入る。(1)980円(2)淡路屋(3)東京駅などでも販売。一部地域除き取り寄せ可(電話078・431・1682)
8位 湖北のおはなし 米原駅(滋賀、東海道新幹線) 250ポイント
 秋は栗、冬は黒豆と季節ごとに具材を変えるおこわ弁当。かも肉もおいしい。(1)1100円(2)井筒屋(3)日曜のみ京都駅でも販売
9位 有田焼カレー 有田駅(佐賀、佐世保線) 205ポイント
 佐賀牛をじっくり煮込んだカレー弁当。容器は有田焼。(1)1500円(2)創ギャラリーおおた(3)取り寄せ可(電話0955・42・4275)
10位 かつおたたき弁当 高知駅(高知県、土讃線) 160ポイント
 土佐名物のカツオのたたきが入った弁当。鮮度を保つため保冷剤を付けている。(1)1050円(2)安藤商店(3)取り寄せ不可

<東日本>

1位 うに弁当 久慈駅(岩手、三陸鉄道北リアス線) 550ポイント
 三陸鉄道終着駅の久慈駅でしか買えないことから鉄道ファンからは「幻の駅弁」と呼ばれる。ウニの旬の4~10月限定で1日20食だけ製造しており、駅弁を目当てにわざわざ遠方から久慈駅を訪れる人も多い。弁当一つに5、6個のウニを使っており、ウニの汁で炊いたご飯と合わせてウニのうまみを堪能できる。
 弁当を作るのは駅構内の食堂を切り盛りする夫婦。東日本大震災の直後は休業していたが「お母さんのうに弁当が食べたい」という励ましの声が全国から寄せられ、翌月には販売を再開した。11~3月でも事前に電話で注文すれば購入可能。「磯の香りと風味豊かなウニが絶品」(矢野直美さん)、「三陸鉄道の駅舎で食べると、おいしさが一層引き立つ」(JTB鉄旅ガールズ)
(1)1360円(2)三陸リアス亭(3)取り寄せ不可(11~3月の現地購入の予約電話は電話0194・52・7310)
2位 牛肉どまん中 米沢駅(山形、山形新幹線) 300ポイント
 ご飯は山形県産米「どまんなか」。その上に特製タレで味付けした国産和牛のそぼろと牛肉煮がのる。冷めてもおいしい駅弁を目指し、丁寧に肉の下処理をして脂がベトベトしないようにした。弁当箱は電車の中で4人で向かい合っても食べやすいコンパクトな大きさ。「牛肉を素材にした駅弁では一番おいしい」(南正時さん)
(1)1100円(2)新杵屋(3)取り寄せ不可。仙台駅や東京駅などでも販売
3位 かきめし 厚岸駅(北海道、根室本線) 255ポイント
 駅の目の前に広がる厚岸(あっけし)湖は古くからカキの産地として知られる。厚岸など北海道産のカキの煮汁で炊いたご飯は濃いめの味付けで、カキの風味がしっかりと染み込む。大ぶりのカキに加え、アサリやツブ貝などの具材は貝尽くし。「鈍行列車の中、雄大な自然を眺めながらカキにかぶりつきたい」(土屋武之さん)
(1)980円(2)氏家待合所(3)取り寄せ可(電話0153・52・3270)、東京駅などでも販売
4位 鶏めし 大館駅(秋田、奥羽本線) 250ポイント
 鶏ガラスープで炊く「あきたこまち」と柔らかな鶏の相性がよい。60年以上の歴史があり、甘みを抑えるなど時代に合わせて味付けを変えている。夏はあっさり、冬は濃いめと季節ごとに微妙な調製も。「鶏のうまみが染み込んだご飯をおなかいっぱい食べたくなる」(土屋さん)
(1)850円(2)花善(3)取り寄せ不可。仙台駅などでも購入可能
5位 武士のあじ寿司 修善寺駅(静岡、伊豆箱根鉄道駿豆線) 240ポイント
 キラキラと光るアジの切り身が食欲をそそる。一つの弁当に新鮮な近海産のアジを約2匹使い、小骨はピンセットで丁寧に抜き取っている。しょうゆやワサビも地元産の物を使用。冬場はレモンの代わりにユズが添えられる。「軽く酢でしめられたアジは生の刺し身そのもの」(上杉剛嗣さん)
(1)1100円(2)舞寿し(3)取り寄せ不可
6位 峠の釜めし 横川駅(群馬、信越本線) 200ポイント
 益子焼の土瓶を使った名物釜飯。鶏肉やたけのこなど具材もたっぷり。(1)1000円(2)おぎのや(3)取り寄せ不可
6位 シウマイ弁当 横浜駅(神奈川、東海道本線) 200ポイント
 名物のシウマイなど具材が豊富。(1)750円(2)崎陽軒(3)東京駅などでも販売
8位 鱈めし 直江津駅(新潟、信越本線) 195ポイント
 棒ダラの甘露煮、焼きタラコなどタラ尽くしの弁当。(1)1100円(2)ホテルハイマート(3)取り寄せ不可、東京駅などでも販売
9位 母恋めし 母恋(ぼこい)駅(北海道、室蘭本線) 190ポイント
 ホッキ貝の炊き込みご飯のおにぎりにスモークチーズなどが付く。(1)980円(2)母恋めし本舗(3)取り寄せ可(電話0143・27・2777)
10位 うなぎ弁当(赤ワイン仕込) 浜松駅(静岡、東海道新幹線) 180ポイント
 軽く蒸したウナギを赤ワインに漬け、タレで焼き上げた。身が柔らか。(1)2100円(2)自笑亭(3)取り寄せ不可。掛川駅でも販売

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