■オーソドックスな6パネルで脱・高校球児

キャップは子供っぽい印象を受ける。素人目からすれば、どのキャップも高校球児になってしまうような気がする。やはり大人にはどうしてもハードルを感じてしまうアイテムだ。FACYにおいても、大人がかぶれるキャップを求める投稿が目立った。そんな大人の声に答えたのは、オーソドックスな6パネルと呼ばれるタイプ。特にThing fabrics(シングファブリックス)のキャップは、ツバがゆるくカーブし、目立ったロゴもない。まさに遠山氏が説く「大人のキャップ」の要件を満たしている一品だ。

Thing fabricsは世界的にも名高い「今治タオル」の高い技術を背景に、タウンユース用グッズに特化したプロジェクト。吸水性に優れた生地のため、夏の着用にも向いている。デザインはWhite line(ホワイトライン)の藤原昌浩氏によるもの Thing fabrics / Tf cap 7,344円税込み

■アジャスターはあってもレザー製をチョイス

帽子はサイズ選びも難しい。遠山氏が「ないほうがいい」と語ったアジャスターだが、サイズ調整のためにはやはり妥協も必要だ。「大人っぽく見えるアジャスターが付いたキャップが欲しい」というFACYユーザーの投稿に対して、ショップスタッフの多くが提案したのが、レザー製のアジャスターを備えたキャップだ。プラスチック製と比べ子供っぽさやチープな印象はなく、「大人のキャップ」にふさわしいアイテムだ。

カリフォルニアでハンドメードで生産されるヘッドウェアブランド Classic Collection(クラシックコレクション)。オーガニックコットンや上質なリネンなどファブリックへのこだわりも際立つ  Classic Collection/Mira Hat 6,480円税込み

■色で絞るならブラックが万能

購入後に「イメージと違った」ということが起こりかねないのが色選びだ。色物は光の当たり方で、色の見え方が変わってくる。FACYの投稿ではブラックに絞った声が多く、遠山氏もブラックやネイビー、グレーといったベーシックなカラーを薦める。HICO(ヒコ)のキャップはベーシックな6パネルのようなルックスでありながら、さらに細かなパターンの8パネル。使いやすく、かぶり心地もいい大人の一品だ。

数々の有名ブランドのOEMデザインを手がけた彦坂尚史氏が立ち上げたドメスティックヘッドウェアブランド。機能美をコンセプトに掲げ、自ら起こす立体的なパターンによる、心地よいフィッティングに定評がある HICO×EDIFICE/別注STRIPE 8PANEL CAP / 10,800円税込み

文:FACY編集部 杉山 遼人(https://facy.jp/)

「 Fashion × Analytics 」記事一覧

SUITS OF THE YEAR 2022

3年ぶりの有観客開催となる華やかな授賞式の模様をYouTubeライブで生配信。 スペシャルな受賞者のスーツの着こなしにご注目ください。

>> 詳細はこちら

SUITS OF THE YEAR 2022
Watch Special 2022
SPIRE