検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

検索朝刊・夕刊LIVEMyニュース日経会社情報人事ウオッチ
NIKKEI Prime

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

NIKKEI Primeについて

朝夕刊や電子版ではお伝えしきれない情報をお届けします。今後も様々な切り口でサービスを開始予定です。

/

シニアに聞く 「望むこと」「悩みごと」ランキング

詳しくはこちら

NIKKEI STYLE

9月17日は敬老の日。長寿の時代に生きる高齢者は、日ごろの生活で何を望み、どんな心配ごとを抱えているのだろうか。健康のこと、住宅や財産のこと、生涯続けたい趣味やレジャーのこと……。60歳以上のシニア約1000人に、今後に備えて解決・準備しておきたいことや、日常生活で不安に感じていることを聞いた。

<生活の楽しみ> 旅行割引が充実、賢く利用

【飛行機は当日割引も】生活資金が不足するのが心配で……。そんな理由で旅行とはしばらくご無沙汰というシニアもいるようだ。ただ本音では子や孫、友人たちと「気分転換にどこかへ行きたい」と望む声が多かった。

賢く利用したいのはシニア向けの割引サービス。JR各社は運賃・料金が最大3割引きになる会員組織を設けているほか、全日空や日本航空では、65歳以上を対象とした当日券の格安割引がある。美術館や映画館でシニア割引がある施設も多い。日常の買い物でも、例えばイオンが自社カード利用者向けに高齢者対象の割引を始めており、様々なシニア割引を上手に組み合わせれば、家計全体の節約効果は大きい。

【大学で仲間づくり】生活を充実させるうえで、気の合う友人を増やしたいという人も多い。カルチャーセンターなどで共通の趣味を持つ仲間を探すのも一手だろう。また、毎年約100人が入学する立教大学のセカンドステージ大学、若者とともに学ぶ課程がある関西国際大学のシニア向け特別入試など、高齢者向けに門戸を広げている大学も、最近は友人作りの場になっている。

<健康づくり> 軽めの体操を毎日続ける

【肩や肘、それぞれ動かす】気持ちは若くても、徐々に体に無理がきかなくなる人も多い。調査では2割以上の人が「体力が衰えて、すぐに疲れる」と回答。体力維持には、体を動かすことを習慣にすることが大切だ。

東京都健康長寿医療センターの金憲経研究副部長は「体を使わないことが各機能の低下に大きな影響を与える」と説明する。ただし、激しい運動は禁物。「肩や肘や太ももなど、家の中でよいので毎日、それぞれの部位を動かす習慣をつけたほうがよい」という。軽い体操やストレッチのイメージだ。自治体やアスレチッククラブの高齢者向け体操教室、身近な医療機関などで動かす体の部位や方法を習ってから始めるといいだろう。

【寝る前は気持ちを静めて】今回の調査ではトイレで夜中に目が覚めるなど、眠りが浅いことに困っているという回答も多かった。加齢によるものとあきらめがちだが「寝る前の30分ほど、気持ちを静めて安静にする時間を作ると睡眠が改善する人もいる」(金さん)。寝る直前までテレビやパソコンの画面を見ていると脳への刺激が残り、安眠が妨げられる人もいるそうだ。

<住まいや財産> バリアフリー化、助成確認

介護保険で自宅改修も】階段や浴室に手すりをつけるなど、バリアフリーを目的に自宅を改修したいと望むシニアも多かった。ただ、調査では「資金が足りない」と回答した人も目立った。改修を検討する際、確認したいのは介護保険や自治体の助成制度だ。

介護保険制度では、夫婦のどちらかが要支援、または要介護認定を受けていれば、改修費用の9割が保険から支給される(支給は18万円が上限)。独自の助成制度を設けている市町村もあるので、自治体の高齢者担当窓口などに問い合わせるとよい。

【遺言書には作成の決まり】人生の最期を迎える時の心配も多かった。例えば遺言をどうするか。一般的に、遺言書には公証人が遺言者から内容を聞いてまとめる「公正証書遺言」や、遺言者本人が自筆して署名・押印、保管する「自筆証書遺言」がある。それとは別に、エンディングノートといって、家族への思いや資産内容、葬儀の希望などを記す方法もある。自分の終末期の希望など、子らに対して「なかなか言い出せない」人もいそうだが、少しずつでも家族と話し合う機会を増やしていくのがよさそうだ。

気遣い不要の声多く

敬老の日に子や孫に望むことを聞いたところ、食事や旅行を一緒にしたいという回答を上回り「特に何もしなくてよい」が最も多かった。「普段から交流があるから」(75歳女性)という人だけでなく、「元気でさえあれば一番うれしい」(68歳男性)というのが親心のようだ。敬老の日に顔を見たいのは「孫」が「子」を僅差で上回った。6位以下では「電話で声を聞かせてほしい」などが多かった。

  ◇  ◇  ◇  

 調査の方法 インターネット調査会社マクロミルを通じ、8月31日~9月1日に全国の60歳以上のシニア1032人(有効回答)を対象に調査をした。回答者の年齢は「60~69歳」「70歳以上」で男女それぞれ258人ずつ。質問項目はこれまでの取材や「40歳からはじめる親孝行大百科」(日経ビジネス人文庫)などをもとに、シニアの望むことや悩み事など61項目を作成し、最大で15項目まで選んでもらった。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

有料会員限定
キーワード登録であなたの
重要なニュースを
ハイライト
登録したキーワードに該当する記事が紙面ビューアー上で赤い線に囲まれて表示されている画面例
日経電子版 紙面ビューアー
詳しくはこちら

ワークスタイルや暮らし・家計管理に役立つノウハウなどをまとめています。
※ NIKKEI STYLE は2023年にリニューアルしました。これまでに公開したコンテンツのほとんどは日経電子版などで引き続きご覧いただけます。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で無料体験するログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で無料体験するログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で無料体験するログイン

権限不足のため、フォローできません

ニュースレターを登録すると続きが読めます(無料)

ご登録いただいたメールアドレス宛てにニュースレターの配信と日経電子版のキャンペーン情報などをお送りします(登録後の配信解除も可能です)。これらメール配信の目的に限りメールアドレスを利用します。日経IDなどその他のサービスに自動で登録されることはありません。

ご登録ありがとうございました。

入力いただいたメールアドレスにメールを送付しました。メールのリンクをクリックすると記事全文をお読みいただけます。

登録できませんでした。

エラーが発生し、登録できませんでした。

登録できませんでした。

ニュースレターの登録に失敗しました。ご覧頂いている記事は、対象外になっています。

登録済みです。

入力いただきましたメールアドレスは既に登録済みとなっております。ニュースレターの配信をお待ち下さい。

_

_

_